ブログ「クロロフィル通信」

2022.01.21 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]

日射が強くなる2月の備え

こんにちは、栽培サポート課です。
12月、1月は低日照の時期ですが、2月に入ると日射量が急激に増えてきます。
日射量が増えると、施設園芸では施設内の温度が日の出とともに急上昇します。

温度の急上昇によって起こる問題
・気温と果実温で差ができて結露が発生→灰色かび病やミニトマトでは裂果の原因になります。
・温度上昇に伴って飽差も上がる(湿度が下がる)→葉からの蒸散に根の吸水が追いつかず萎れます。

対策は、早めの換気や早朝加温で、ハウス内の温度を急激に変化させないことです。換気や暖房機の制御盤の設定で工夫してみましょう。

病気・萎れ対策でおすすめ資材は「64never」です。

64never

天然物由来の植物コーティング剤です。
葉の表面にあるクチクラ層の傷んだところをコーティングします。
それにより病原菌の侵入や葉面の過剰蒸散を軽減します。

規格 
2kg・300g/袋

使い方
1000倍希釈液を100~300L/10aで散布。

10~14日間隔で、定期的に散布するのが効果的です。
植物表面をしっかりコーティングするために、まくぴか等のシリコーン系の展着剤との併用をおすすめします。
*少しずつ添加撹拌しながら64neverを投入して希釈液を作成してください。
*クエン酸、鉄、カルシウムを含む液肥の混用はお避けください。
*使用後は機器を必ず水洗浄してください。

おすすめ商品のお問い合わせは、お近くの営業所、またはHPにてお問い合わせください。

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