こんにちは、栽培サポート課です。
5月は、潅水量が増える季節。日射量も一年で最も大きくなる季節でもあります。
こんな時にフィルターが詰まって、潅水が正常に行われないなどのトラブルが多く見受けられます。今作の作付けも大詰めになってきていると思います。作業も忙しい中ですが、そんな時にこそ、こまめなメンテナンスに気を配ってください。
ディスクフィルターのメンテナンスに関する問い合わせ
Q:農業用水は雨が多い季節には濁りがあってディスクフィルターが詰まりやすい。気がついたら潅水に時間がかかり過ぎている。
ディスクフィルターを開けて見ると結構汚れている。
何かいい方法はないか?
A:ディスクフィルターが汚れているのは、「ゴミを取る」という仕事をしっかりしてくれた証拠です。詰まってしまったディスクフィルターのディスクエレメントは、掃除するしかありません。
そこで、提案です。
提案1
✧給液装置の水圧計を1つ追加する。
給液装置の水圧計は、ディスクフィルターの2次側(出口側)に付いていますが、
水圧計をディスクフィルターの1次側(入口側)にも増設することで、
入口側と出口側の圧力差を見ることができ、フィルターの詰まりにいち早く気がつくことができます。
提案2
✧ディスクフィルターのディスクエレメントを交換用にもう一つ準備する。
他の作業などで忙しい時に、エレメントが詰まってしまうことはよくあるトラブルです。
そこで交換用にもう一つエレメントを準備しておくといざという時に便利です。
今回ご紹介した詳しい内容についてのお問い合わせは、
お近くの営業所、または
HPにてお問い合わせください。
栽培サポート課 スタッフより
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