こんにちは、三島営業所です。
先日、伊豆半島の秋の観光名所、「稲取細野高原」に行ってきました。稲取細野高原はススキの広がる草原で、伊豆ジオスポット(※)の1つでもあり、標高400m付近からから標高821mの三筋山の山頂まで広がる草原で、面積は125ヘクタール(東京ドーム26個分)、昔から地元では茅場(茅葺屋根の材料にしたり、牛馬の飼料や田畑の肥料にするためのススキを取る場所)として親しまれ、毎年2月には山焼きが行われるなど、地域の人々に管理、維持されてきた草原です。また、草原の中には静岡県の指定文化財にも指定されている湿原が4ヶ所(中山1号、中山2号、芝原、桃野)点在しており、珍しい植物が見られる貴重な自然が残された場所でもあります。
※ジオスポットとは「大地の公園」を意味し、地球(Geo)を学び、丸ごと楽しむことができる場所を言います。
稲取細野高原は、全国でも珍しく海が近くに見える高原で、三筋山山頂からは伊豆半島の山々や、伊豆諸島を眺める事ができる絶景が見られます。特にこれからの季節は、黄金色の輝くススキの穂の黄金の海と、その向こうに広がる青い海のきれいな光景が見られるそうです。10月4日から11月7日までは「秋のすすきイベント」としてスタンプラリーや演奏会など様々なイベントが開催されています。
さて、私が現地を訪れた当日は、あいにくに雨模様でイベントも中止、天気が悪くてきれいな眺望も半減された残念な日でしたが、高原内には、30分コース、65分コース、140分コースと3つの散策ルートが整備されており、体力に合わせて高原の散策を楽しむことがきます。
一面の草原です。天気が残念。
最近体力の衰えを感じている私は、30分コースの散策ルートを歩いてみましたが、背丈よりも高いススキの中にいると、いつもの日常とはちょっと違った感覚を味わえたり、湿地につながっていく高原の中を流れる小川で癒やされたりと、短い時間でも気持ちがリフレッシュできる感じが味わえました。
湧水からきれいな小川も流れています。
稲取細野高原のススキの穂が揺れるきれいな風景は、まだまだこれから楽しめると思いますし、伊豆半島には紅葉の見どころもたくさんあります。これかからの時期は、地域でのイベントもたくさん行っておりますので、少し足を伸ばして、伊豆半島の秋を楽しみの来ていただければと思います。
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