こんにちは、種苗課です。
今回は、5~8月に播種できる機能性緑肥種子をご紹介します。
機能性緑肥を使うことで、透水性の改善や、保肥力の向上、有害線虫の減少、雑草の抑制などの効果があり、土壌病害を低減したり、減農薬や減化学肥料を実現できたりすることができます。
1. クロタラリア
・ 温暖条件を好むマメ科作物で、根粒菌によって空中窒素を土壌に固定し、地力の増進や土質改善効果がある。
・ 線虫抑制効果の幅が広い。
・ 高い根耕効果で耕盤破壊し、物理性を改善する。
☆ 栽培ポイント
➤ 地上部を細断してから、すき込む。
2. ソルガム類
・ 初めて緑肥を蒔いてみたい、という方におすすめ。
・ 有機物補給に優れ、目的に応じて様々な種類がある。
3. パールミレット
・ 線虫抑制効果と栽培性の良さが特長。
・ 土壌を選ばず良く生育するので、ソルガムの連作障害発生圃場での播種もおすすめ。
・ 出穂しても柔らかく、すき込みしやすい。
4. ヒマワリ
・ 地中深くまで根を張るので、物理性の改善効果がある。
・ 土壌中の菌根菌を増加させ、リン酸を有効活用させる。
・ 景観用としてもおすすめ。
※記載の播種期は東三河標準(暖地基準)で記載しております。
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