ブログ「クロロフィル通信」

2025.01.08 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]

沼津の観光名所「沼津御用邸記念公園」のご紹介

新年明けましておめでとうございます。三島営業所の新入社員(昨年11月入社)です。本年もよろしくお願いします。

今回は、私の生まれ故郷である『静岡県沼津市』を、いつもと異なる視点から紹介させていただきます。

そもそも、皆さんは沼津市と聞くと、何を思い浮かべるでしょうか?多くの方は「沼津港」、「海鮮」、「水族館」など、【海】に関わるものを想像されるかもしれません。

沼津市は、駿河湾との間に約62kmにも及ぶ海岸線を有しており、特に沼津港を起点に内浦、大瀬(おせ)、戸田(へだ)などの地域では、美味しい海産物や風光明媚な景色、マリンスポーツなどの娯楽を提供しており、沼津市の最も大きな魅力です。

ですが、沼津市の内側に目を向けても、見どころはたくさんあります。今回は、私が最もおすすめしたい見どころのひとつ沼津市の観光名所「沼津御用邸記念公園」をご紹介します。

沼津御用邸とは、明治26年に当時皇太子であった大正天皇のご静養地として造営されました。本邸は、昭和20年7月の太平洋戦争の空襲(沼津大空襲)で焼失してしまいましたが、東・西付属邸は奇跡的に戦火を免れました。その後、ご静養地としての役目を終えた御用邸は、国から名勝の指定を受け、沼津御用邸記念公園として再整備されました。
そのうち、西附属邸は一般公開されており、明治・大正期の建築様式が醸し出すノスタルジックを感じさせます。

西附属邸

各部屋に遺された物品の数々から、当時の皇族の生活を偲ぶことができます。

 西附属邸の部屋

また、東附属邸は一般公開されていないものの、文化行事用の施設として一般に貸し出されています。あの藤井聡太竜王がヒューリック杯94期(棋聖戦)の第3局で対局をした場所としても有名です。

散策の休憩には、喫茶「主馬(しゅめ)」がおすすめです。

喫茶「主馬(しゅめ)」

ここは、かつて皇族の乗馬用の馬を繫養していた厩舎の建物を流用した喫茶店です。
馬房をそのまま残したスペースにテーブルが配置されており、普通の喫茶店とは一味違った目線で食事を楽しめます。

また、ここの喫茶店では、天皇の料理番が残したレシピを基に作ったカレーライスや、戸田地区特産の橘を使ったお茶など、ここだけの逸品がたくさんあります。

沼津市には、海も山も見どころがたくさんあります。移動の中継地点ではなく、ぜひ目的地として沼津市に行ってみませんか?

ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

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