ブログ「社長のつぶやき」

2011.07.20 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

当社の節電

 今年の夏は、日本中の企業や官庁で「節電」対策が叫ばれています。製造業の皆さんは本当に死活問題で大変な苦労をされているわけですから、当社においても、やはり国の方針に従うべく、遅ればせながら節電対策を講じています。とは言っても大したことはないのですが、エアコン対策として28度設定の順守、AM9:00まではエアコンをつけない、PM6:30でエアコンを切るを全社で実行中です。今の時期会社は繁忙期、多くの社員が営業から遅く帰り、事務系の人たちも残業をしています。暑い中疲れて帰ってきた社員や伝票整理が追い付かない社員が自主的に残業していただく中で、エアコンカットと言うのは、何のため、誰のためという気分にも正直なります。第一に電力が不足しそうなのは、昼間の1時から4時ごろまでと聞いているので、朝と夕方エアコンを切ることは、あまり意味がないのでは・・・? これは単に労働生産性を落としているだけではないか、また節電などと言っているのも社長の「メンツ」だけの問題ではないかと自問自答する日々です。
 しかしそうは言っても日本は団結の国、なでしこジャパンが勝利したのも、団結の力だと本当に思うので、我社も何かしら課さないと世間に申し訳ないと思うのは私だけではないだろう。日本中の中小企業の社長はそう思っているのではないだろうか? 
 しかしカッコを付けるわけではないが、それでも節電の取組は必要と改めて感じています。エネルギー消費をこれ以上増やさずに暮らす、工夫するということはとても意義深いことだと思うし、わが社は大きな目で見れば「環境系企業」、農業は生命産業なわけですから、環境破壊、少なくともエネルギー消費についてもっと敏感な会社になるべきだと思っています。会社としてチームマイナス25にも一様参加しています。とは言っても現に暑い中クーラーなしで働いている社員から見れば社長のたわごとに映るかも・・・。

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コメント

久しぶりにクロロフィル通信を見たらかなり様子が変わり、見やすい画面になっていました。社長のつぶやきは以前いい事が書いてあり、大変勉強になると読んでいましたが、久しぶりに読み、共感をしました。
何処かのお役所の職員がアロハシャツを着て(まだ気温も低く、前倒しまでして)テレビに映っていた事を思い出し、「こんな早くから薄着でいたら本当の猛暑に耐えられない体になるよ。」と思った事、お役所の考えることは分からんと思ったことを思い出しました。暑くなるまでできるだけ我慢をし、体を暑さに慣らしておいて本当に暑くなった時にクールビズをするのが普通かと。
また、農業が本来CO2循環型産業なのに東三河の畑は夏中空いていて軽油を使ってトラクターで耕起しているだけのところが多く、ここにバイオエタノールを得るための作物や輸入している穀類を国が助成をして作れば、CO2削減、温暖化の削減、地表の表土流出の削減、等々いろいろなメリットがあると思いますが、どうでしょう?

投稿者:マメシン|2011.08.01 MON

体をならすのは、大事ですね。
いい事を、お伺いしました。

投稿者:hirano |2013.03.19 TUE

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