私が住んでいる家の前には豊橋市交通量の多い、しかも市電が90度大ききカーブする大きな交差点があります。その角には中途半端に矮性緑化木が植わっているのですが、毎年6月になると雑草だらけ、見るに見かねるほど見苦しくなる上に、たばこの吸い殻や飲みかけのペットボトル、時にはカップラーメンが捨てられることもあります。その一角に全く無断、思いつきでひまわりのタネを植えてみました。驚いたことに見事に芽を出しました。あとは雑草との戦いです。日本の畑は雑草との戦いという話は、商売柄も聞いていたのですが、実体験すると本当にびっくり、毎朝、毎夜、愛犬と散歩がてら雑草を抜くのですが、毎朝毎夜新たに生えてきます。2~3日出張するだけで、呆然とするほど雑草が暴れまわっています。雨が降らない日が続いたときは、店からバケツを持って水をぶっかけたりもしました。しかしついにそのひまわりが咲いたのです。うれしくて、うれしくて、こんな素朴なうれしさは60年の人生の中でかつて経験したことがないほどです。思わずつぶやいてしまいました。
交差点街路樹
開花前ひまわり
ひまわり咲き始め
開花ひまわりアップ
開花ひまわり遠景
川西裕康
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