宇宙人ユミットからの手紙
ジャン・ピエール・プチ
この手の本は子供の時から興味がありました。オカルト系?に分類されるので、学者に読まれる事もないのが残念です。プチ氏は列記としたフランスの科学者です。フランス国立科学研究庁の主任研究員で中でもハイレベルの科学者です。ユミットという宇宙人から手紙による情報提供で科学的に検証した内容などが紹介されています。
宇宙船の飛行原理 MHD・・・磁気流体力学・アイデアは新しくなく発明はイギリスのマイケル・ファラデーとされています。磁気を帯びた液体の中を電流が流れるときに発生する磁場が、電流に対して垂直方向に形成されると、液体には力がかかる。原理でラプラースの力・ローレンツの力などと言われています。この応用で飛行しているようです。
日本でも巡視船「大和」がこの原理を基礎にして1991年に紹介されました。日本の大手電機メーカーがMHD推進に関する研究をしていたようですが研究費がかさみ過ぎて打ち切りになったようです。
ちなみにフランスも同様のようです。(民間と政府では違うと思いますが、本当のところはわかりません?)
磁場を発生させるのに大変な電力が必要だからでしょうか?
プチ氏は、1974年と75年に2本の論文をパリ科学アカデミーに発表されたと書かれています。
70年代に話題となった技術ですが、現代の環境問題を考えると原子力も含め、再研究するのも面白いと思いました。産業構造も変わるのでは?期待したい技術です。
また、ブラックホールなどないそうです。詳しく説明されていますが、宇宙論・時間の概念など、思考チェンジが必要で理解できない内容です。逆に知らない方が幸せかも知れません。私は好奇心から知りたいですが?
この手の本を学者が読み部分的にでも参考にすれば科学技術もより進歩するように思うのですが?
学会の多数決で勝った理論が真実に関係なく、正論・定説になり、それを当たり前のごとく教えられ・・・
根本的に科学とは?考えさせられる書籍でもあります。
話変わりますが、昨年から話題のウィキリークスが、どこかの政府とグルなのか利用されているのかわかりませんが一番興味のある地球外生命体の情報を早く公開してもらえたらと思います。
これらの情報が、科学進歩に役立つ事を願っています。
今まで信じていた概念が崩れ、教育や社会構造が変わるのでは?面白いと思いますし、心の準備ができている私としては、大変期待しています。
総務部 河邉
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