こんにちは!
プロファーム事業室では現在、プロファームコントローラのバージョンアップを行っています。
今回のバージョンアップで追加になった機能は主に3つです。
1.予測制御とハイブリッド運転
現在、他の制御機器では設定温度を下回ると暖房機が運転し、
上回ると運転をやめるという暖房制御が一般的です。
このような運転方法では、ハウス内が暖まるまでに時間がかかってしまったり、
余熱によって設定温度を大幅に上回ってしまったりと、なかなか狙った温度にしにくいという欠点がありました。
さらにヒートポンプ運転との連携がうまくいかず、効率が悪いこともしばしば。
プロファームコントローラの制御では、温度の上がり方や下がり方を予測しながら暖房機のON/OFFを行いますので、温度のブレが少なく狙った温度を実現しやすくなっています。
また、ヒートポンプとのハイブリッド運転も強化し、効率よく暖房を行うことができます。
2.灌水の飽差補正
プロファームコントローラは、積算日射量をもとに灌水のタイミングを指示することができます。
しかし、積算日射量だけの制御では、しばしば排液量にばらつきが出ることがありました。
そこで、ハウス内が乾いた状態(飽差が高い)の時には、飽差を日射量に換算して灌水を行える機能を追加しました。
これにより、排液量が安定することが期待できます。
3.効率的な除湿運転
外気とハウス内の絶対湿度差によって、4パターンの機器動作を設定できます。
湿度差が大きいときにはカーテンと天窓を少しだけ開け、あまり差がないときには暖房機も動かして、、、
といった動きを自動的に切り替えるので、効率よく除湿できます。
トヨタネ農場、デンソー実証ハウスで見ることができますので、ご興味のある方はお問い合わせください!
記事 プロファーム事業室 スタッフより
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