ブログ「クロロフィル通信」

2018.10.02 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]

台風24号被害と対策・2009年台風18号

この度の台風24号被害によりハウス施設や作物被害に合われた生産者の皆様ならびにそのご家族の皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。

今回被害をもたらした台風24号対策にたいして10/1・10/2現時点で把握・集計は出来ておりませんが復旧に努めていきますので今しばらくお待ちください。
台風24号被害にあわれた皆様の生活が、1日も早く平穏に戻ることをお祈り申し上げます。

台風24号の被害状況?
一部にハウスの損壊、倒壊があると聞いております。
また被覆材ではフィルムの剥がれ、破れが多くあるようです。
また県内で大規模停電で当社周辺の道路の信号機は機能していない状態で10/1帰宅時までつづきました。

いまだ停電復旧できていない静岡県方面の営業所もあります(10/2)。
銀行などは非常電源で運用しているようでした。

一般の店舗は当日臨時休業となりました。
近くのコンビも10/2時点もまだ完全に復旧していないようでした。
当社の苗生産などはきのう夕方まで非常電源で対応したと思われます。

当社本社の停電復旧は昼近くまでそれまで全く何もできない状態。
他はより大変な状態が続きました。
きのう昼から状況を確認に出ましたが周辺道路信号は全く機能していません。

当社の露地野菜試験圃場の下の写真のブロッコリーは風害と塩害を受けておりました。

地理的に太平洋岸から5キロくらいのところに位置します。
余談として私はもう少し内陸部約8キロですが車の窓ガラスはベトベトしていてワイパーで洗い流しましたが結構付着していました。
日本列島は幅が無く海岸が近く殆どの地域は潮風の影響を少なからず受けます。

ブロッコリー・台風
露地野菜でのスタッフの対策として葉っぱに付着した塩分を洗い流しているようでした。

パイプハウス台風1
パイプハウス台風2
また上の写真のパイプハウスは横風でおされています。
被覆フィルムも破れています。
スタッフで修復を行っていました。

~ 台風後の対策 ~
【露地作物】
風害や塩害対策:即効性のある葉面散布剤や肥料などご紹介
『フレッシュサンソ液剤』
葉面散布することで、過酸化水素により表面の汚れや潮を水よりも効率よく洗い流せます。

『ホストップ』
環境ストレスで植物体内に発生する「活性酸素」の減少に繋がります。
発根にも働きかけ、ダメージを受けた作物におすすめです。

『鉄力あくあF14』
光合成や肥効促進に繋がり、植物の生育を活性化させます。
ペンタキープとの相性が良く、混用施用におすすめです。

詳細はホームページ(肥料・培土)でもご紹介してあります。

お問合せは最寄営業所までお願いいたします。

この下の写真は2009年台風第18号のものです。
大変被害が大きかったので最近のことのように覚えています。

風害・塩害を受けた作物
20091008_1
20091008_2

ハウス施設の倒壊
20091008_3

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
平成21年台風第18号
年9月30日にマーシャル諸島で発生した台風である。
西北西に進路を取り、トラック諸島・北マリアナ諸島を経たのち、10月7日に日本に接近。
南西諸島の東の海上で進路を北東に変え、10月8日早朝に愛知県の知多半島に上陸し、本州中央を北東に縦断して被害をだした。
日本に接近して上陸するまで伊勢湾台風とほぼ同じコースを進んだ。
日本上陸は平成19年台風第9号以来2年ぶり、2009年唯一の日本上陸台風である。

今年2018年日本上陸が多く25号が心配ですね。
また非常用電源の必要性を感じた方は少なからずおられたのではと思います。
北海道のブラックアウトに近いものが起きるとは?
個人的には全く影響を受けませんでしたが全てが電気で動かすことはリスク管理上避けなければなりません。安全上、手動を遺す必要があると痛感させられました。

編集室より

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