こんにちは。
磐田ナーセリーです。
昼夜の気温差が広くなり、本格的な秋の粧を肌で感じる季節となりました。
私達、磐田ナーセリーでは、良質な苗の生産・出荷に向けて日々作業に励んでおりますが、やはり夏とは違い、日中と夜間の環境が大幅に変化してくることが多くなりました。各棟に設置済のセンサーで気温・湿度・日射などの変動をPC画面と睨めっこしながら、現場でも肌で体感しながら、夏同様、又はそれ以上に神経を尖らせながら管理に従事しています。
秋の空に纏わる「急変しやすい」ということを謳ったことわざもありますが、「私達の苗に対する真摯な姿勢は不変です」と胸を張って言えるように、磐田ナーセリー一同、向上心を持って日々精進していきます。
今回は、少し前に甚大な被害を齎した台風15号について、コメントさせていただきます。
まずは被害に合われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
市内でも弊社がある豊岡地区が特に大きな被害を受けましたが、幸い弊社の施設は一部の床下浸水程度で留まりました。
ですが、周辺道路は流れてきた土砂や稲藁で通行止めが相次ぎ、復旧に長い時間を要しました。
弊社に勤務する数名のパートさんのご自宅や敷地内で、大量の雨水や土砂の流入による施設・愛車の損壊などの報告をいただきました。
被害は9/23の夜~翌24日の未明にかけて発生し、真っ暗の中で状況が理解できず本当に恐い思いをされたと思います。
私が住む隣の浜松市も、朝方まで雷から大雨から非常に激しく、スマホの緊急メールが鳴り止まなかったことを記憶します。
風光明媚なこの豊岡地区も1回の台風で情景が一変し、自然の猛威をこれほど身近で体験したことは過去を遡ってもなかなか無いことでした。
逆に言えば、普段何気なく当たり前に接している景色や環境が、どれほどありがたいものかも感じることとなりました。
気象情報でよく耳にする「◯◯年に一度の・・」「観測史上初めての記録的・・」ですが、昨今はもう聞き慣れてしまって来た感じがあります。
CO2削減やSDGsなど、喫緊で取り組まなければいけない数々の問題が身近に迫っていることを感じるとともに、私達の職務においても、先代の管理者が培って確立してきた栽培方法と共に、気象・気候に代表される昨今の情勢変化への対応力も重要だと改めて痛感しました。
地域の皆様と共に「永年の維持・繁栄」を目指すには何をすべきか?まずは目の前の小さな目標を確実にこなし、明るい未来を自分達で築いていければと考えます。
若干堅苦しい内容となってしまいましたが、皆さんが明るく元気に毎日を過ごせますように心より祈っております。今後とも、よろしくお願い致します。
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