加工課のビニール加工に「ロープ加工」と呼ばれる加工があります。ロープ加工は、ハウスの内側に使用するビニールや、ハウスの外側に張ったビニールを固定するロープを入れる加工です。
具体的な加工手順ですが、ロープを通すためにフィルムの端を折って融着します。加工した筒状部分にロープを通したものが「ロープ加工」になります。
絵にすると下の図のようになります。
ロープはフィルムの厚さで使い分けしております。標準は下記のとおりです。
✧ 厚さ0.05mmのビニールは、3mmの黒い組紐を使用。
✧ 厚さ0.075mm以上のビニールは、9mmの黒い組紐を使用。
御要望をいただきました場合は、9mmの白黒の組紐を使用致します。
厚さ0.05mmのビニールに細い紐を使用している理由は、ハウス内の二重被覆に使用する事が多く、細い紐はクリップなどで固定することが簡単で便利と御意見をいただいたためです。
厚さ0.075mm以上のビニールはハウスの外側で使用されることが多いため丈夫な太い紐を使用しています。
白黒ロープは御希望のお客様に使用させていただいております。通常使用することがないため、やや特殊なロープになります。
使用用途に合わない紐が使用されている場合は、使用する紐を変更させていただきます。変更を御希望の際は御注文前に、その旨をお伝えいただければ対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
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