こんにちは、九州出張所です。
今回は、熊本県 上益城郡山都町にある【通潤橋(つうじゅんきょう)】が、橋として全国初の国宝に指定されたことについてご紹介します。
通潤橋は、江戸時代末期の1854年に水源に乏しい農地に水を送るために建造されました。
橋の長さ約76m、橋の幅約6.3m、橋の高さ約21mで、石造りアーチ水路橋としては国内最大級とされています。
【通潤橋】
橋よりも高い台地に水を送るため、水の勢いに負けない丈夫なものである必要があったので、石造りの管になっており、継ぎ目には漆喰が使用され水漏れを防いでいます。
2016年4月の熊本地震、2018年5月の豪雨により、通潤橋は被害を受けましたが、現在は復興し、2020年に約4年ぶりに放水が再開されました。放水は、通水管の中に溜まった土砂やゴミの排出を目的として行われます。
有料になりますが、通潤橋の上を歩くことができ、放水のタイミングに行くことができれば写真のような迫力のある放水を間近で見ることが出来るかもしれません。
【放水の様子】
熊本市へお出かけの際は、 上益城郡山都町の「通潤橋」を見学されてはいかがでしょうか。
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