こんにちは!栽培サポート課です。
栽培サポート通信2月号をお届けします。
日中は暖かく感じられる日が増えてきました。まだ寒い日が来るかもしれませんが、トマト栽培において、暖かくなってくると発生しやすいのは『軟果』です。
見た目にはわかりにくく、収穫後に触るとブヨブヨ・・・、商品価値が下がってしまう厄介な軟果は、環境管理で発生を抑えることができます。
こんにちは!
栽培サポート課です。
栽培サポート通信1月号をお届けします。
年が明け、日射量の増加とともに吸水量が増える時期がやってきます。
根が健全な状態でなければ、植物にとって必要な養水分を吸い上げることができず、しおれや生育不良につながります。現在の根がどんな状況なのか、今のうちに確認をして対策しておきましょう。
【栽培サポート通信】
【根の診断】
こんにちは!安城営業所です。
今回は、炭酸ガス発生機のメンテナンスについてのご案内です。
最近、安城営業所のエリアで炭酸ガス発生機の吹き出し口に黒いススが大量についている機械がありました。
暖房機はこまめにメンテンスをしていても、炭酸ガス発生機はあまりメンテンスをしていない方が多くいらっしゃいます。問題が起きてから修理を依頼すれば良いという声をよく聞きますが、実は炭酸ガス発生機も定期的にメンテナンスや点検が必要です。
暖房機は、重油を燃やした排気ガスは煙突でハウス外に排出されますが、炭酸ガス発生機は、燃焼空気を二酸化炭素としてそのまま利用します。そのため、炭酸ガス発生機で燃焼に問題が有り、不完全燃焼を起こし一酸化炭素が発生した場合でも、その空気をハウス内に送り込んでしまいます。
燃焼中に不着火となり異常を知らせてくれる場合も多いですが、実は知らぬ間に不完全燃焼を起こしていることもあります。特に、黒いススが出ていたり、灯油臭い時は要注意です。そういったことを未然に防ぐためにも、定期的な部品交換やメンテナンスがオススメです。
こんにちは!
栽培サポート課です。
栽培サポート通信12月号をお届けします。
12月は本格的に収穫時期に入り、開花と着果が続き植物に負荷がかかり、樹勢は弱まり芽先が細くなる傾向です。年明け以降、春の気候に植物が耐えられるように、今の内から樹勢を弱らせないよう注意しましょう。
光合成量が少ない厳寒期では、資材を活用するのもおすすめです。
栽培サポート課では、栽培サポートセンターを運営しており、毎日多くのお客様に利用いただいています。今回は、お客様からよくいただく環境制御機器の質問に回答したいと思います。
温度が下がり、施設栽培では環境制御しやすい時期になってきましたので、安心して機器を使用するため、下記をご確認いただければと思います。
■CO₂当盤
- 設定はしてあるのにCO₂発生機が動いてくれない・・・
- 久しぶりに電源を入れてCO₂当盤を使い始めるときは「時計」を設定します。
- CO₂センサの値がおかしい・・・校正方法は?
- ハウス外へセンサーボックスを持ち出すか、ハウスを十分に換気していただき、センサーボックスの校正スイッチを押します。スイッチがないタイプは校正端子を短絡させます。
- 時計を設定したいけど設定メニューがない?!
- CO₂当盤が「操作者モード」になっています。「管理者モード」に変更すると、時計が設定できるようになります。
※管理者モードへの変更方法は栽培サポートセンターへお問い合わせください。
■しつど当盤
- 設定はしてあるのにグローミストが稼働しない・・・
- CO₂当盤同様に、「時計」を設定します。時計を設定してもグローミストが稼働しない場合は、グローミスト制御盤の24時間タイマーの時刻が合っているか、稼働させたい時間帯のツメが折ってあるかも確認します。
- 晴れているのに湿度が高く、異常ランプが点灯している
- センサーボックスのWETセンサの給水びんに水を入れます。ひもが劣化して乾いている場合は新しいひもに交換します。
■ひかり当盤
- 灌水の日射制御をしたい場合の設定の目安は?
- まず1日の積算日射量を確認してみます。例えば、1日の積算日射量が10MJ/㎡で、晴天日の理想的な回数を10回とした場合、10MJ÷10回≒1MJ/㎡(ひかり当盤の設定値)とするとわかりやすいです。設定値を決めたらしばらく使ってみて、排液の出方を確認しながら微調整をしてください。
※理想的な回数は1回あたりの灌水量、栽培管理の方針によって変わります
■だんぼう当盤
- 設定はしてあるのに暖房機が動かない・・・
- だんぼう当盤から暖房機までの配線が正しいか確認します。だんぼう当盤は、外部からの制御が可能な暖房機であればメーカー問わずお使いいただけますが、暖房機の機種によって配線が異なります。暖房機の配線図をご確認ください。
そのほか、栽培管理や養液栽培、環境制御機器について、お困りごとがありましたら栽培サポートセンターをぜひご利用ください!トヨタネ公式LINEからもお問い合わせ可能です!
こんにちは!
栽培サポート課です。
栽培サポート通信11月号をお届けします。
今年はいつまでも昼間の温度が夏のように高く、ハウス内が30℃を超えるような日が続いていましたが、11月に入ると一気に温度が下がり冬の気配が・・・。換気量が少なくなって、ハウス内は湿気がこもりやすくなっています。今月はハウス内の除湿についてご紹介します。
ハウスの保温は湿度にも影響します。過去の記事でも保温管理についてご紹介しています。よろしければこちらもご覧ください!
こんにちは!
栽培サポート課です。
栽培サポート通信10月号をお届けします。
日中も夜間も温度が下がり、換気量が少なくなってきました。換気が少なくなると、ハウス内のCO₂濃度は外気より低くなることがあります。CO₂は植物の光合成に欠かせないものです。不足した分はCO₂施用で補い、収穫量を増やしましょう!
こんにちは!
栽培サポート課です。
栽培サポート通信9月号をお届けします。
9月も後半になり、気温が下がり始め、施設栽培にとっては快適な時期がやってきます。施設内の環境をコントロールができる時期になるので、植物の状態をよく観察して、適切な栽培環境をつくっていきましょう。
今回は、栽培中に日常的にチェックしたい項目をご紹介します。観察ポイントをおさえて 生育をコントロール、 増収を目指しましょう!
こんにちは!
栽培サポート課です。
栽培サポート通信8月号トマト・イチゴ共通編をお届けします。
7月から9月にかけては、トマト農家様もイチゴ農家様も新しい作付けを開始することが多いと思います。栽培システムを使い始めて1~2ヶ月経過すると、さまざまな機器トラブルに見舞われることが・・・。今回は栽培システムの簡単なメンテナンスについてご紹介します。
こんにちは。トヨタネ 栽培サポート課です。
今回は、弊社のココバッグ栽培システムをご使用して頂いているユーザー様に向けて情報を発信します。
7月も後半となり、前作の片づけや次作定植準備を進める時期になりましたね。ココバッグを新しいものに交換される方もいらっしゃるかと思います。
ココバッグは、お客様の手元に届く段階では約1/4に圧縮されています。圃場に設置したあとは、培地を復元し、あく抜きをしてからご使用ください。
培地の復元から定植までは、1週間程度の時間をみていただくと余裕を持って作業できます。
ココバッグの排水スリットの開け方は動画でも確認いただけます!