こんにちは!
水不足が心配なほどに、気持ちのよい天気が続いていますね。。。
今日6/21は久しぶりの雨です。
雨風を伴っていましたので出社時に結構濡れました。
さて先日、本社店舗にて栽培講習会を行いました。
この日も快晴で、多くの方に参加していただきました!
作物品種・農薬・資材など紹介させていただきました。
お客様からの質疑も多く、大変盛況でした!
夏を迎えるにあたり、少しでも有用な情報をお伝えできていれば幸いです。
次の講習会も予定しております。
決まり次第ご報告させていただきます!
平素より店舗では栽培に詳しいスタッフがおります。
是非気軽に足を運んでいただけたらと思います!
記事 種苗課 スタッフより
こんにちは。0(^o^)0
きのう以前録画したものを整理していて改めて見直して見た番組がありました。
知る人は知るTEDでお馴染みの「スーパープレゼンテーション」です。
内容は働き蜂が消えた?こんな様な内容でした。
蜂は世界に2万種以上いるようですね。
農作物の3割以上が蜂による媒介のようです。
果物、野菜、家畜の餌となる干草の花粉を運ぶ媒介者としても。
蜂類がいなくなると食べられるものがかなり減るようです!
全て共生しているようですね。
ミツバチなど蜂類は花粉からたんぱく質、蜜から炭水化物を取っています。
農作業で受粉は手作業による受粉、例えば筆による作業であったりします。
大変な労力が掛かります。
トマトの受粉の場合、バイブレーターなども使う方法もあります。
そう言えば、20数年前このような商品がありました。
個人的にはこの振動が心臓に伝わり気持ち悪くなってしまいました。
心臓の弱い人には少しお奨めできない感じで工夫として振動が体に伝わりにくい工夫が必要では。
トマトの場合、オシベの先端に確りしまいこまれています。
振動を与えないと出てこないようです。
当社の研究農場では誘引ブレスを叩いて振動を与えていましたね。
こんな方法でも受粉させることが出来るんですね。
花を振動させることの出来る数少ない蜂としてマルハナバチがいます。
マルハナバチは花にしがみついて
音階の「♬ ド」と同じ周波数で振るわせ、
音波を利用して花を振動させています。
振るい落とした花粉を体毛に受け止めて巣に運び食糧とします。
マルハナバチは、トマト生産者などで受粉に利用されています。
自然に任せたほうが効率が良く品質向上に期待が持てます。
当時一般的になり始めた頃、個人的な見解ですがヘタが取れにくくなった感じがしました。
結果日持ちも良くなった感じがしました。
私たちは自然の営みを少し使わせていただいていると思います。
確り子孫が残せるような自然の共生社会の仕組みを感じます。
弊社ではマルハナバチがメーカーから届きますと、
まずお腹を空かしたマルハナバチさんに餌を与えます。
(下の画像の巣箱)画像が少し古いかも?
自然との共生を考える意味でも心が広くなります。
ブログ記事は、「スーパープレゼンテーション」の番組の内容を参考とさせていただきました。
記事 経営企画部 スタッフより
こんにちは o(^-^)o//
トマトなどで使用されてる誘引線(番線)の留め方について。
・・・色々ありますね。
ここでは弊社研究農場施設の例で簡単に説明します。
上画像、一般的なワイヤクリップ留めです。
下の画像(単管折り返し留め)
下の図はイメージ図です。クリックして拡大して見てください。
直径19.1ミリパイプあるいはその前後の規格のパイプ端切れ(5センチ~10センチ程度と思います。)
を使って番線を通して折り返すだけで留まります。
番手は10番線(太さ4ミリ)、8番線(太さ3.2ミリ)が一般的です。
この留め方は、30数年前豊川方面のトマト産地で見て当時感動させられました。
多分その後、弊社農場(当時は名称:サカエ農場、現トヨタネ研究農場)で使われるようになったと思います。
その産地は全国でも先進地で考え方が柔軟性があり実行する方が多くいて、私もかなり刺激を受けました。
その後の私の考え方にもプラスとなりました。
実際の生産者で行われている方法には感動します。
ただしこの2方式を力学的な数式にして理解するには専門家ではないので難しいですね。
もちろん根拠は大事ですが、農業以外でのこの仕組みの使われ方を知りたいですね。
生産者で工夫されたものが商品化されているものは結構多くあります。
仕事柄、圃場での作業やチョットした工夫などなど・・・には気を留めています。
現場に多くのヒントがあります。
またこれからの改善など生産者の方々とともにが大事です。
モノからコトの時代になり久しいです。
これからは、IoT・VRなど最近のキーワードですね。
記事 経営企画課 スタッフ
弊社では、豊橋市内で実際にトマト栽培を行いながら
Profarmシリーズの導入効果検証を、実証ハウスで行っております。
これから毎月、実証ハウスの様子や情報を
『実証ハウス通信』という形で、掲載していきたいと思います。
実証ハウスに興味のある方は是非ご覧下さい。
記事 プロファーム事業室 スタッフより
「土壌の団粒化」推奨資材
昔から使われている土壌改良材「EB-a」の特徴を確認しました。
確認圃場
圃場内の土壌は小石が大変多いので篩にかけました。
試験用土をつくりました。
両方のビーカーに同量の土を入れます。
(上段2個の専用のビーカーの底は
網目加工で排水が可能、下段左右のビーカーは同じもの)
対照の左側に用意した水を注ぎます。
結果下段に濁った水が排水されます。
EB-aをビーカーに溶かします。
EB-a処理水を試験用ビーカーに注ぎます。
EB-a処理水の方は透明な水が排水されました。
左右はっきりした違いが見えます。
圃場は石ころだらけで排水が良く感じますが、処理するかしないかではっきりした差が出ました。
土壌の排水、保水性を改善するにはEB-aは即効的な改善を見ます。
元々はEB-aは法面の崩れ防止として使用されている土木資材でaはアグリカルチャーのaで農業用という意味です。
土壌改良資材は多くあります、目的にあった商品を探す事が重要です。
また色々な制約、例えば時間的制約、コスト的制約、栽培的制約等などもあります。
圃場の特徴を捉えて資材選択されることを望みます。
記事 編集室スタッフより