ブログ「クロロフィル通信」

2022.11.18 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]

ハウス栽培、厳寒期に入る前の保温・換気管理のポイントのご紹介

こんにちは。トヨタネ栽培サポート課です。

今回は、ハウス栽培の厳寒期に入る前の管理ポイントをご紹介します。

夜間だけでなく、日中もハウス内の温度が低くなる時期になりました。これからは、厳寒期に向けて、夜間の保温、日中の換気管理を変更していく時期ですね。管理をどう変えていくか悩まれている方も多いと思います。

今回は厳寒期に入る前の保温管理、換気管理のポイントをご紹介します。管理ポイントをまとめましたので是非御覧ください。


PDFはこちら
養液栽培システム 除湿も意識して保温管理をしましょう!_1
養液栽培システム 除湿も意識して保温管理をしましょう!_2
養液栽培システム 除湿も意識して保温管理をしましょう!_3

ハウスの保温、換気管理でお困りの際は、お近くの弊社営業所、弊社栽培サポートセンター、または弊社HPにてお問い合わせください。

2022.11.17 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]

栽培サポート通信11月号のご紹介

こんにちは!
栽培サポート課です。

栽培サポート通信11月号をお届けします。

日中も夜間も温度が下がり、ハウスの換気の量も少なくなる時期となりました。
すでに光合成促進のためにCO2施用を始めている方も多いのではないでしょうか。
今回は、CO2施用のポイントとCO2施用に関連した商品について紹介します。
ぜひ、ご覧ください。

PDF版はこちら
栽培サポート通信11月_ページ_1

 栽培サポート通信11月_ページ_2

栽培サポート通信に関するお問い合わせは、弊社HPまたは最寄りの営業所までお問い合わせください。

2022.11.04 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]

養液栽培システム~11月は「過剰な給液」に注意!~

こんにちは。トヨタネ栽培サポート課です。
今回は弊社の養液栽培システムをご使用して頂いているユーザー様に向けて情報を発信します。

11月に入り気温が下がるといよいよ暖房機や保温カーテンを使うようになってきますね。これからの時期に気をつけたいのは「過剰な給液」です。
過剰な給液によって培地が過湿状態になると、通気性が悪くなり酸欠によって根腐れを起こします。根腐れすると水や肥料を十分に吸うことができず、草勢が低下します。

培地内を過湿にしないための給液管理の注意点をまとめたので、ぜひご覧ください。

PDFはこちら
養液栽培システム使用者向け 給液管理注意点


ココバッグ栽培の給液管理でお困りの際は、弊社営業担当またはHPまでお問い合わせください。

2022.10.19 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]

機器類のメンテナンスについて

こんにちは。
秋冬作の定植が一段落し、これから冬に向けての準備をされているのではないでしょうか!?
今回は、ハウスの付帯設備のメンテナンスについてご紹介させていただきます。

ココバッグシステムなどをご利用頂いているお客様から、システムが上手く動いていない等のお問い合わせがあります。動作不良の原因は様々ですが、まず2つの点を考慮して、原因を調べます。

◆パターン1
 ▷ 部品自体の汚れ・つまりなどが原因でうまく動いていない

◆パターン2
 ▷ 部品自体の摩耗・故障などで動作不良 → 交換が必要

養液システムの現場で実際にあった2つの事例
事例1
 症状:点滴チューブがあまり膨らんでいない、水がかかっていない。
 ☆現場を伺い調べると、液肥注入後のディスクフィルターが汚れていて、送水圧が落ちていた。
 ○ディスクフィルターを掃除すると圧力が回復した。

事例2
 症状:肥料タンクが片減りしている。他のタンクよりも肥料の減りが遅い。
 ☆ 定量すると確かに半分ぐらいの量しか、吸っていない。
 ☆ 定量ポンプを分解すると液肥の吸い込み・吐出部に肥料の結晶が固着していた。
 ○ 分解、清掃し、定量すると同等以上に回復した。

どちらの場合も機器本体の不良を疑いそうですが、意外と簡単な清掃で症状が回復する場合があります。また、定期的な清掃などをお客様ご自身で行って頂くことで、トラブルを未然に回避することにもなります。
弊社のブログ・YouTubeチャンネルにも、ご自身で行うことができる機器類のメンテナンス方法がを掲載していますので、ご参考にしてください!

弊社のYouTubeチャンネル↓
トヨタネ株式会社 - YouTube

これからは暖房シーズンとなります。本格的に寒くなる前に暖房機のメンテナンスをお勧めします。
過去の記事はこちら↓
ハウス用「暖房機」のメンテナンスについて|弊社のブログ「クロロフィル通信」|トヨタネ株式会社 (toyotane.co.jp)

2022.10.14 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]

栽培サポート通信10月号のご紹介

こんにちは。
栽培サポート課です。

栽培サポート通信10月号をお届けします。
日も短く、朝晩は肌寒くなってきて、徐々に保温やCO2施用を検討し始める時期となりました。
久しぶりにハウス内機器を動かすと、「うまく動かない…!?」等のトラブルがあるのではないでしょうか。
今回は、よくお問い合わせを頂く当盤シリーズのトラブルと、その対策についてまとめました。
また、樹勢回復や根張り強化資材もご紹介しています。
是非、御覧ください。

栽培サポート通信に関するお問い合わせは、弊社HPまたは最寄りの営業所までお問い合わせ下さい。

PDF版はこちら 
栽培サポート通信10月号①栽培サポート通信10月号②

2022.09.20 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]

栽培サポート通信9月号の紹介

こんにちは。栽培サポート課です。
栽培サポート課では、栽培に役立つ「栽培サポート通信」をお客様に配布しております。
「トマト編」と「イチゴ編」があります。

9月号は、天候に合わせた給液管理と遮光剤の除去についてです。

9月は季節の変わり目。潅水の不足が、その後の生育に影響が出ないように注意して管理したい時期です。9月号では自動で潅水のタイミングを調整できる「ひかり当盤」や「はいえき当盤」をご紹介しています。
また、日差しがどんどん弱まっているこの時期は、昼間の温度はまだ夏の様ですが確実に日射量は減っています。遮光剤の除去とフィルムの洗浄をオススメしています。
是非、御覧ください。

栽培サポート通信に関するお問い合わせは、弊社HPまたは最寄りの営業所までお問い合わせ下さい。

トマト編のPDF版はこちら

栽培サポート通信9月号 トマト編


イチゴ編のPDF版はこちら

栽培サポート通信9月号 イチゴ編

2022.08.30 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]

ドローンによる遮光剤の散布

栽培サポート課では様々な取り組みを行っていますが、今回は先日行ったドローンでの遮光剤散布の様子を報告します。

まだ東海地方では遮光剤をドローンで散布しているところがほとんど無い一方、ハウスは高軒高の大型ハウスが多く遮光剤の塗布が大変な作業となっていて、労力の問題も然ることながら、高所での作業となり危険が伴う作業となっています。

そこでドローンによる散布が期待されているのですが、田畑での散布と違い、ハウスの下からオペレーターが目視でドローンを操作することは難しく、オペレーターが高い位置からの操作が必要だったり、補助がいてもハウスをオーバーランして通り過ぎてしまうことや、実際に操作しようと思うと電線が近くを通っている、遮光剤のドリフトなど多くの課題もあり、一見簡単な操作に思える作業ですが、実際にはほとんど行われていないのが実状です。

ドローン①

ドローン②

今回のドローンによる散布は、愛知県豊川市のお客様の圃場で行いました。当社では、以前からドローンによる遮光剤散布の試験飛行に取り組んでいたこともあり好成績を収めましたが、今回新たな課題も見つかりました。

ドローンによる遮光剤散布に関するお問い合わせは、お近くの営業所または当社ホームページからお問い合わせください。

2022.08.26 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]

給液システムの「機器類の保守点検」は重要です

メンテナンス課では、弊社設置のハウス内外の設備(建物含む)・給液システム関係等(以下システム)の保守点検業務を請け負っております。

例えば、新設置のシステムから年数が経過する物(数年、十数年、数十年)まで、様々請負います。新設置のシステムであれば、設置からしばらくの間は、故障等は中々起こらないものですが、ある程度年数が経過した物であれば、年数を重ねる度に様々な不具合が生じてきます。細部、部品の摩耗から劣化、知らず知らずのうちの部品の脱落や、紛失、破損等様々です。

また、数十年ご利用の古い機器、機種の場合では、細かい部品の入手ができず(生産販売終了)、後続機種の購入をお勧めする場合もあります。

何にしましても、機器類の『保守点検』は栽培管理の上で非常に重要であり、また経営の面でも多くの場面で、より経済的な部分へと繋がる事と言えます。
(作の終わりから開始直前までの間の保守点検が適期。通常、作を開始してからの長期に渡る修理、改修には大きなリスクを伴います。)

例えば、蓋を開けて、しばらく経過すると蓋が開かなくなった。蓋が開かず、その後は内部パーツの清掃ができない。あるいは交換が出来ず最終的には、その使用が不可能になった等、少ない例とは言えません。この様な状況に陥る事が無い様に、機器類内部の清掃や、パーツ交換が終了した時点で蓋を閉じる際には、サビや液漏れにより起こる固着等を防ぐ為の、グリス・アップの実施をお薦めします。
(注:溶剤は、ゴム製品、樹脂製の部品を傷める場合有り。また、潤滑油では流出(流水と共に)してしまう。その様な箇所では、潤滑油が対象物に留まる様、グリスを施す。)

また、システムを経由し肥料成分を供給する際には、投入物によっては詰まり(成分の結晶や成分の固着による)の一因となる事があります。作の終了の時点で、液肥タンク内を一度、きれいに清掃することをお薦めします。

簡単な作業ひとつでも機器類への影響は大きく、また、結果的には経費削減のきっかけとなる事もあります。わずか数百円で解決する所が、数万円の費用を投じなければならない事態もあり得ます。

お客様での保守点検が、実施しきれない部分を、メンテナンス課へお任せいただけましたら『機能が設置の頃に近く、能力を充分活かせる』を心掛けて保守点検致します。

保守点検に関するお問い合わせは、お近くの営業所または当社HPにてお問い合わせ下さい。

2022.08.18 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]

自然災害等のリスクに備えるためのチェックリストと農業版BCP

皆さまこんにちは。
8月に入り、厳しい暑さと共に、台風などの自然災害が気になる季節となりました。

弊社ブログ記事から「台風」と検索してみると、過去たくさんの記事がアップされていたことが、よくわかります。


今回は、最近よく見聞きするようになったBCP(事業継続計画)について、農林水産省のホームページに“農業版”と書かれたものがありましたので、紹介させていただきます。

BCPをごく簡単に表現すると、自然災害やウイルス流行などの緊急時に、被害や損害を最小限に抑えるための計画となります。
決めごとを予め文面でまとめておくと、ご家族や働いている方との情報共有ができて、初動は早くなります。

皆さまのご参考になれば幸いです。

■自然災害等のリスクに備えるためのチェックリストと農業版BCP
https://www.maff.go.jp/j/keiei/maff_bcp.html

台風

出典:「自然災害等のリスクに備えるためのチェックリストと農業版BCP」(農林水産省)
   https://www.maff.go.jp/j/keiei/maff_bcp.html 
   (2022年8月9日利用)

2022.08.18 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]

栽培サポート通信8月号のご紹介

こんにちは。
栽培サポート課です。

栽培サポート通信8月号をお届けします。
今回は、作の始めの注意したいポイントについてです。

「活着がうまくいかない…」「メガネが発生している…」「コナジラミが多く発生している…」

こんなときの対策をご紹介しております。是非、御覧ください。

栽培サポート通信に関するお問い合わせは、弊社HPまたは最寄りの営業所までお問い合わせ下さい。

PDF版はこちら

栽培サポート通信トマト編_2022年8月号