2023.08.30 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
皆さんこんにちは。
今回は、種子系イチゴの定植苗のご紹介です。
磐田ナーセリーで試験的に生産を行っています。
品種は三好アグリテック様の「すず」です。
【写真:育苗中のハウス内圃場の様子】
すずの特長
・ 果実が硬く、パックで出荷される方に最適。
・ 種子から生育させるので、親株からの病害の感染が無い。
・ 甘みが強く、コクがありおいしい。
・ 前半型の品種なので、年内からの出荷が可能。
・ 炭疽病に比較的強い。
今回ご紹介するイチゴ定植苗は、苗テラスという設備を使って、出荷前の20日間を夜冷処理し、早期の花芽分化が期待できるサブスト苗(※)です。
【写真:育苗中の苗の様子】
※ サブスト苗とは、培養土を分解性ペーパー(セルロース繊維が主成分)で円筒形に包んだ小型ポットの苗で定植後に分解されます。
サブスト苗なので、直接定植が出来てポットのゴミが出ず、環境にも配慮した苗となっています。
夜冷処理を行いますが、花芽分化を保証するものではありませんので予めご了承くださいませ。
ご紹介するイチゴ定植苗にご興味があるお客様は、
お近くの営業所または
HPにてお問い合わせください。
8月23日現在で、まだ4000株程度の納品が可能です。お届けは9月末ごろを予定しております。
2023.08.28 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは、営業企画課です。
猛暑が続く中、いかがお過ごしでしょうか?
私は暑さ対策として、外出する時や、ハウス内で作業をする際に、空調服を着ています。
最近では、冷たい水を電動ポンプで循環させて身体を冷やすことが出来る水冷服も発売されています。
さて、本日は土壌診断についてご紹介します。早速ですが、土壌診断をされたことありますか?
肥料価格高騰対策事業の化学肥料の低減計画書の取り組みメニューの一つにも土壌診断が選定されており、行う方が増えています。
車の定期点検や車検があったり、人間の健康診断があったりするように、農地の土壌も定期的な診断が必要です。
その理由は、土壌養分の必要量は作物によって異なる上、前作や気候などの影響で毎年のように変化するからです。
土壌診断をするメリット、土壌分析内容は下記の通りです。
【土壌診断をするメリット】
土壌の状態を把握することで、肥料成分量の把握ができます。
【土壌分析内容】
☆ 土に含まれている肥料成分のうち、主となる6成分を分析することができ、含まれている成分量の数値と、バランスが一目で分かります。
☆ 分析可能項目
▶ 窒素全量、硝酸態窒素、アンモニア態窒素、リン酸、加里、石灰、苦土、pH、EC、石灰/苦土比、苦土/加里比
☆ 所要日数 約7日
土壌分析についての説明動画も是非御覧ください。
注目度が上がっている土壌分析を行ってみてはいかがでしょうか。
2023.08.28 [ クロロフィル通信 | 会社の取り組み ]
こんにちは、猛暑が連日続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
熱中症対策をしっかり取り、体調優先でお過ごしください。
当社ではSDGs活動の一環で、省エネ、CO₂削減に僅かでも貢献するために、総務課が中心となり今年も恒例のグリーンカーテンを本社事務所に設置しましたので、近況をご紹介します。
使用する植物には、花を楽しむ品種、果実を楽しむ品種などいろいろありますが、総務課では「オキナワスズメウリ」を利用しています。ウリ科に属する一年草のツル性植物です。暑さに強く、赤く小さな可愛いらしい実がたくさんなる植物です。
オキナワスズメウリの苗を6月上旬に定植し、約1.5ヶ月で下の写真のように成長しました。
【外観状況】
【室内状況:1階の会議室(応接室)】
個人的な感想ですが、ブラインドカーテンより、グリーンカーテンのほうが爽やかさを感じます。猛暑のため葉焼けが一部気になりますが、今後は更に植物が成長し、葉で覆われ、さらに日陰が増える予定です。可愛らしい赤い実が成りましたら、またご紹介します。
尚、本社事務所のグリーンカーテンの取り組みは、当社HPの特集「
SDGsの取り組み」で詳しく掲載しておりますのでこちらもご覧下さい。
2023.08.25 [ クロロフィル通信 | HP更新お知らせ ]
皆さん、こんにちは!
HPの更新情報をお知らせします。
以前から研究農場で試験をしていた"排液リサイクルシステム"が商品化されました!
養液栽培システムで発生する排液をリサイクルして、再び培養液として利用するシステムです。
環境に配慮して栽培したい、肥料代を抑えたい・・そんな方にぜひチェックして頂きたい商品です!
また、システム内で使用する「給液PROめぐる」の商品情報を追加しています。
※現在予約受付中の商品となります。ご了承ください。
商品情報 新規追加
トヨタネ排液リサイクルシステム
給液PROめぐる
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<2023.8.25追記>
JAcom 農業協同組合新聞(一般社団法人 農協協会様)にてご紹介いただきました!
2023.08.23 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]
こんにちは!
栽培サポート課です。
栽培サポート通信8月号トマト・イチゴ共通編をお届けします。
7月から9月にかけては、トマト農家様もイチゴ農家様も新しい作付けを開始することが多いと思います。栽培システムを使い始めて1~2ヶ月経過すると、さまざまな機器トラブルに見舞われることが・・・。今回は栽培システムの簡単なメンテナンスについてご紹介します。
2023.08.17 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]
みなさん、こんにちは!
トヨタネ株式会社に入社し、研究農場へ配属となり2年目になりました!
現在、大玉トマトやブロッコリーなどの栽培を担当中です。
入社してから、時間の流れがすごく早くなったと感じるとともに、暑さに負けないようにと頑張っています。
7月に行われた、豊橋祇園祭の手筒花火を見に行ってきました!
自分にとって、手筒花火を見ることが初めてで、手筒花火の火花の勢いと、ハネ(最後に、筒の下部から出る火花)の音と迫力に感動しました。
翌日には打ち上げ花火もあり、まだまだコロナは続いておりますが、久しぶりの夏を実感できた一日になりました。
まだまだ、暑いシーズン続きますが、水分と塩分をしっかり補給して、仕事に打ち込みます!
2023.08.09 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは。アイスが美味しい季節になりました。私は、食べすぎて太らないか不安な日々を送っている今日この頃です。
さて、夏場でも使用可能な低温局所型CO2発生機「真呼吸」という商品をご存知ですか?
「真呼吸」は、株式会社誠和様の商品で、灯油燃焼式CO2発生機でありながら、
低温のCO2を局所施用することができるシステムです。
【株式会社誠和様の「真呼吸」紹介ページ】
今回は、この低温局所型CO2発生機「真呼吸」をご紹介します。
【燃焼機】 |
【制御盤】 |
|
|
真呼吸の主な特徴は、以下の通りです。
①低温CO2だから、作物に温度ストレスを与えにくく、夏場を含めて周年使える。
(一般的な灯油燃焼方式炭酸ガスの現状:
CO2が高温で、植物へのストレスが高く、夏季には使えない)
②CO2局所施用の子ダクトにより、換気中でも CO2を施用できる。
小風量による施用で、群落内にCO2が高濃度で維持が可能。
③コンパクトなため設置場所を選ばない!
④プロファインダーをセンサーとして使え、他の制御盤からの外部信号での運転も可能。
⑤CO2局所施用システム単体での、日の出、日の入り時刻に合わせた制御が可能。
⑥燃料節約のための間欠制御が可能。
⑦CO警報器の取付けで安心、快適に!
⑧農林水産省が作成しているスマート農業技術カタログに掲載されています。
当社研究農場でも真呼吸を今年の5月から導入しております。
【キュウリ栽培ハウス:CO2局所施用の子ダクト】
ハウスの環境制御機器(プロファーム)を使用した際のハウス内温度、CO2濃度、換気などのデータを、他社のCO2発生機を使用していた時と比較し、気づいた点を報告させていただきます。
✧ 温度が上昇してきた中でも、問題なく使用できる。
✧ 天窓全開でも、CO2濃度が高いまま維持ができる。
✧ 他社のCO2発生機を使用した時と比べ、ハウス内温度のムラが少ない。
当社研究農場では、今までのCO2発生機とは一線を画す「真呼吸」の視察、説明を農場で受け付けております。ご希望の方は、直接当社研究農場(※)へご連絡いただくか、
お近くの営業所、または
当社HPにてお問合せ下さい。皆様からのご連絡お待ちしております。
※当社研究農場 ℡(0532)41-2007
2023.08.08 [ クロロフィル通信 | しんしん明和店 ]
しんしん明和店からのブログです!
クロロフィル通信で定期的に発信していますので、ぜひチェックしてください♪
*しんしん明和店について
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みなさんこんにちは、しんしん明和店です。
夏本番、田んぼも畑も農作業が忙しくなる時期です。
熱中症対策を忘れないでくださいね(⌒∇⌒)
さてさて、もうすぐやってくる秋冬野菜の種まきシーズン、準備はできていますか?
しんしん明和店では、地域最大級の種類の秋播野菜種子をご用意しております。
探していた「あんな品種や、こんな品種」きっと見つかると思います(o^―^o)ニコ
店頭に並んでない品種は、お取り寄せさせていただきます。
皆様のご来店お待ちしております。
2023.08.04 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]
こんにちは、今回は施設部施設管理課の業務をご紹介します。
施設管理課では、農業用ハウスの建設、ハウス内の養液栽培システム、その他システムの設置にあたり、その準備~建設完了~完成後の様々な事務的業務を、実施しております。
いただいたご注文内容の受付け登録、また建設の際、必要となる部材、部品各種の発注~管理、配送手配、施工班(職人さん)への建設・設置依頼などを行っています。
また、主に自然災害への備えにおすすめの
ハウス3年補償などの各種保険登録から、それらに纏わる連絡事項の対応を行います。
建設・設置等の依頼事項が混雑する今時節は、私達の部署は部材の管理(商品検品から出荷まで)~工程管理まで関わる事から、目まぐるしい日々が続きます。
お客様と直接お会いできるチャンスが少ない部署ですが、お客様からのご依頼事に対してご満足いただけます様、実直に努めてまいります。
尚、ハウス3年補償などの各種保険登録の詳細につきましては、
お近くの営業所、または
当社HPにてお問い合わせ下さい。
2023.07.31 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]
こんにちは、種苗販売課です。今回は、種子の発芽試験についてご紹介します。
種苗販売課では、大事な仕事の一つとして、本年販売する品種の発芽試験を行っています。種子をトレーに播種して発芽率をチェックします。
高温下で発芽不良などがあれば、農家さんに注意を促し、涼しい場所での発芽に努めてもらう為に行っています。本来なら、低温下での発芽率、シャーレでの発芽率がクリアされれば良いのですが、農家さんにより近い方法で試験をしています。
発芽試験は、キャベツ50品種、ブロッコリー20品種、白菜6品種を行います。これら試験品種は、産地指定の主だった品種のみで、東三河ではこの2倍もの品種が販売されています。
当社の発芽試験内容をご紹介します。
1. 夕方、播種したら2日間 ハウス内の涼しい場所に積み置きします。
2. 2日後の夕方、ベンチに広げます。(1トレーは遮光の下・1トレーは遮光無しに)
3. 3日目に遮光無しのベンチに広げます。
4. 4日目 発芽勢の調査を行います。200穴トレーに何本発芽しているかカウントします。
5. 7日目 発芽率の調査を行います。(遅れ株のカウントもします)
6. カウントが終わったら、最後に天気・最低気温・最高気温など記載して完了になります。
【令和5年度種子発芽試験結果(一部品種)】
発芽試験の結果、注意しなければいけない品種があれば、社内へ情報を発信して共有しています。
みなさん、暑い日が続きます。発芽率は、播種して4日間をいかに涼しい場所で過ごすかで決まってきます。高温にならないように遮光ネット・遮光剤などで高温対策を取りましょう。