2016.09.30 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]
こんにちは。
弊社社員の自宅で栽培していた落花生が収穫できましたー!
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ほとんど放任栽培だったようです。
無事に収穫できてよかったです*
植え付けの時期は4月~5月、収穫時期は9~10月です。
ラッカセイは漢字では「落花生」と書くように、花がしぼむと、つけ根にある子房柄(しぼうへい)と呼ばれる部分が地中にもぐって行き、やがて実になるという、珍しい育ち方です。
マメ科植物は根に根粒菌というバクテリアを寄生させて、根粒菌から栄養をもらえます。
ですので、マメ類は肥料が少なめでも十分に育ちます。
【食べ方】
成熟させてから収穫した落花生はカラカラに天日干しして保存して、食べる都度焙煎します。
その他に、成熟する一歩手前の鞘を早堀りし、掘りたて殻付き落花生を濃度3%の塩水で茹でて、「茹で落花生」にして食べても美味しいです!
おつまみとしても良いですし、サヤから取り出して炊き込みご飯や色々な煮物の具にしたりして食べると美味しいです。
ゆでたものを刻んでサラダや和え物に使っても良いでしょう。
皆様もぜひ、来春から落花生を作ってみてはいかがでしょうか?
記事 豊橋営業所 スタッフより
2016.09.28 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
こんにちは。
最近市内の生産者から相談がありました。
内容は育苗中のキャベツ苗から糸のような蔓が生えている。
何それと思い現地まで行き確認しました。
確かに茎より生えていました。
相談を受けましたが他社品であることでコメントは差し控えさせてもらいました。
推測すると寄生植物の類ではないかと考え、
帰社後インターネットで寄生植物で検索。
ネナシカズラにヒットしました。多分これに近いのかも?
聞くところによりますと40年近く前に確認されたようですね。
当時は培養土は購入する時代ではなく農家さんの方で作られていたと思います。
基本材料は、土壌がメインとその他材料、その当りの材料は農家さんで個々に配合が違っていて分かりません。
培養土作りは土壌に含まれている雑草の種子を処理するために焼成行程を行っていたようですね。
焼成処理でも99.99%、完全ということは無く稀に発現もあったのではと思います。
また知っている人を探すことは難しいと思います。
一般的に流通している市販セル培養土の原料はピートモス、バーミキュライト、ゼオライト、パーライトなどの原料を使っているのでこのようなものを見る機会は無いと思います。
市販培養土が一般的になった歴史は浅く、その流れも速く、トマト苗などは培養土購入から苗購入へシフトしていますね。
実際のところ寄生すると根は枯れて寄生された植物と一体となるので変な感じですね。
アメリカネナシカズラ
外来植物で元々飼料に混入して日本全域の野や山に広がったようです。
学名: Cuscuta 「からみつく」という意味のギリシャ語 「 kassyein 」 に由来するようですね。
夏から秋にかけていろんなところで見ることのできるヒルガオ科の寄生植物のようですね。
どんな植物や木々にも寄生するようです。
発芽したときには、根も芽もよく分からない糸のように伸びて寄生する植物を探します。
手近な植物に寄生根を出して植物から栄養分を吸収するとともに、根が枯れていきます。
寄生根で栄養分を吸いながら先へ先へと糸の様なツルを伸ばしていきます。
案外近くで発見出来るかも?ただし私は今だに見たことは無いですね。
広がらない方法として秋口に花咲く時期に種が落ちないよう開花時期に処理するのが良いのかも。
またこの地域では探すのは難しいのではと思います。
日本全国で見られるようですが私も探してみましたが現実見当たりませんでしたね。
この植物が生息するには条件的に合わないのでは、牧場とか自然が多いところでないと難しそうです。
記事 編集室スタッフより
2016.09.24 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは!
例年に無く日本列島を直撃する台風が多いですね。
そんな時お役に立ちそうなパイプハウス強化する部品をご紹介いたします。
その製品名はトートラス(東都興業製)。
既存や新設のパイプハウスのアーチを「ダブルアーチ」化出来る部品です。
【部品の目的】
・パイプハウスの強度アップに
・台風・雪対策に効果を発揮
・後付で既存のパイプハウスにも取り付けが可能
▮取り付け現場画像
▮部品取り付け外観
▮部品取り付け詳細
▮カタログ
お問い合わせは最寄り営業所までお願いいたします。
記事 安城営業所 スタッフより
2016.09.23 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
皆様こんにちは。
台風が頻発していますね。
先日の16号は幸い東海地方を横断する頃には勢力も弱まり、温帯低気圧に変わりました。
そのためハウスの倒壊、フィルム破れなど特に目立った被害もなく、私たちの仕事にも大きな支障はなく通常業務ができております。
さて今回は電動低所用作業車(タキゲン製造製)のご紹介をします。
▮「もう少し低い所」での作業に適した低所用作業車
軒高があまり高くないハウスを使われている方でも、
トマト等の誘引作業でもう少し高いところで楽に作業できれば・・・
と思われている方もいると思います。そのような生産者方に。
▮作業改善
パートさん(特に女性の方)に高い作業は酷です。その改善に!
低所用作業車を使っての作業であれば安定性に優れ、
生産者も安心してパートさんに仕事を任せることができると思います。
▮作業車の作業スペース
400x840mmということで余裕をもって作業することも可能です。
▮作業台高さ調節
30~90cmの10cm間隔で昇降することが可能です。
自動ではなく作業台(板)を差込みし、高さを調整する形となります。
▮スイッチ
ハンドル近くに設置されているため、操作が容易にできます。
フットスイッチ仕様もありますが、こちらはオプションとなります。
▮充電
家庭用コンセント100Vでの充電が可能です。
▮YouTube
実際の作業風景を紹介しています。
気になる方はタキゲン製造のサイト又はYouTube『アグリ場』で検索してみてください。
記事 浜岡営業所 スタッフより
2016.09.16 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]
会社の前にカナブンがいました。
このままだとつぶされてしまうと思ったので、
壁際に移動させました。
いいことをしたと思ったので、
先輩に話したところ、
カナブンを見たなら珍しいと言われました。
どういうことか確認したところ、
カナブンと似た種類でドウガネブイブイという虫が
いるということ。
見た目が似ていますが見分けることができます。
ドウガネブイブイ カナブン
このような感じで顔の形、背中の形状の違いがあります。
このあたりが見分けやすい特徴だと思います。
ドウガネブイブイは幼虫のときに植物の根や芋を食べ、
成虫は葉を食べる害虫です。
カナブンの主食は樹液や落ち葉で
農作物や家庭菜園に害はありません。
益虫ですので駆除しないように気を付けましょう!
記事 営業部 スタッフより
2016.09.12 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは。
今回のおすすめ商品は、パナソニックUV-B電球です。
主にはイチゴがメインですが、キク等でも試験がされています。
この商品は紫外線の中のUV-B波を照射することにより、主に2点の効果が得られます。
①うどんこ病の抑制効果
このUV-B波を植物体に照射し、刺激を与えることで免疫機能が活性化され、
うどんこ病の被害を軽減するものです。
②ハダニの抑制効果
ハダニはUV-B波に弱いため、この電球を照射することで抑制効果が期待できます。
注意点をしては、ハダニはUV-A波(太陽光等)の照射で光回復するため、
夜間にUV-B波を照射し、太陽光がでるまでのタイムラグが長いことです。
この①②の効果で農薬散布回数の削減も期待できます。
標準的な使用方法は
夜間の3時間の照射です。
設置に関しては、照射が植物体に対して近すぎないことなどの注意点もありますので、
ご興味のある方は、最寄の営業所までお問い合わせを頂ければと思います。
記事 浜松営業所 スタッフより
2016.09.09 [ クロロフィル通信 | イベント情報 ]
こんにちは。
少し前の話ですが、「農薬シンポジウムin静岡」に参加してきました。
テーマは、「危ない?危なくない?農薬の話」です。
MCは静岡県民なら誰しも知る、タレントのKHさんでした。
丸ごとワイドの収録の前に駆けつけていたそうです。
講師は千葉大学名誉教授のMN氏。
農薬とは何かから始まり、その歴史や必要性、農薬の安全性などをとても分かりやすく話されていました。
一般消費者から見れば「農薬」というものに対して、あまり良いイメージを持っていない人が多いと思います。
私も、この仕事を始めて農薬に携わるようになる前は、農薬はかければ虫も死んで草が枯れてしまう毒のようなものと思っていました。
今の農薬は、有効成分も人体や環境への影響に配慮され、効果のある病害虫も選択的であるものが多く、昔の農薬のように「かければなんにでも効く」という物は減ってきているように感じます。
天敵製剤や生物農薬など化学薬品以外の農薬も増え、「怖い薬」のイメージがあった頃からは、農薬事情もだいぶ変わってきているのではないでしょうか。
講演後、パネリストとして参加されていた農家さんの農産物をおみやげに頂きました。
豪華な参加賞にびっくりです!
記事 種苗課 スタッフより
2016.09.07 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]
こんにちは。
私の住んでいる市内で最近災害時用備蓄についてアンケートが来ました。
アンケートを記入に当り改めて思ったこと。
理想とする1人当りの備蓄1日分の目安に全く適応していません。
確かにTV放映で熊本での地震災害、台風での被害、九州、関東、東北、北海道と被災されています。
その姿を見て常に心がける必要があると思いますが現実そこまでは至っていません。
▮1人当りの備蓄1日分の目安(アンケート用紙の内容から)
・飲料水:3リットル
・食糧:主食として2食(アルファ米・乾パン・インスタント食品等)、<目安:1日2~3食>
・この他、缶詰・漬物・梅干なども用意しておくと理想
▮内閣府推奨目安
・3日以上可能な限り1週間分程度の確保
・1人当り:飲料水21リットル・主食14食~21食・副食
(上記×家族人数)
以前台風で停電が1日半でもかなり影響しました。
気になるところでは、まず停電の発生で、冷蔵庫内の食品の保存状態も心配になります。
色々気になるところが出て来ました。安全を確保、食糧を確保、地域住民との関係などなど。
色々あります。
改めて見直すことは大事ですね。
記事 編集室スタッフより
2016.09.06 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは。
今日は「くるくる」について書きたいと思います。
言わずと知れた当たり前の商品ですね。
この商品が世に出たのは今から38年前です。
㈱誠和。年表:1978年 11月 サイド換気装置 ゙くるくる゙ の製造販売を開始となっております。
当時は画期的商品でした。
この商品が泉のごとくできた商品ではなく元々これに近いものを参考として出来たようです。
例えば自転車のペダルおよびペダルクランク・クランク軸を活用であったり、
またパイプや丸棒をクランク状にしたものでぐるぐる回して
ハウスサイドを開閉し換気していたようです。
まさにニーズから生まれて商品です。
当時は換気扇による強制換気が主流だったと思います。
この商品が当時5,000円で手ごろな価格で発売されパイプハウスから
屋根型ハウスまで使われた商品、今も続くロングセラー商品です。
簡単明瞭シンプルですね。
現在は後発参入数社が加わり同様の目的商品が製造販売されていています。
色も各社独自色ですね。デザインも同様です。
本題に戻りまして
初期型の使われ方が凄かったですね。
思った以上な使われ方で、ある生産者の方はコンテナを踏み代替わりにして
手の届く所まで巻き上げ開けていました。
一つ欠点として閉めるときにレバーを押さえて閉めましたが手が届く範囲が
ぎりぎりだったのでハンドルを持たずにレバーを押さえたものですから
ハンドルで叩かれて額に傷を負われたかとも見えましたね。
もちろん使い方には注意書きはされていましたが人はよりベストを求めるものですね。
2代目はその当りの改善をしてより使いやすく安全度が高く、
何方にもどんな場面でも使えるようになりましたね。
画像のようにレバーが無くなりハンドルを回して止めたところで止まりました(開閉)。
結構使い勝手がよくなりましたね。
この画像は「くるくる50」ですね。このモデルチェンジのとき「くるくる100」もでました。
㈱誠和。年表より:1988年1月、サイド換気装置 ゙くるくる100゙ の製造販売を開始となっております。
最近型の「くるファミ50」
現在の「くるくる」シリーズは「くるファミ」シリーズと名称変更しています。
「くるくる」→「くるファミ50」
「くるくる100」→「くるファミ100」
誠和年表より:1997年2月より ゙くるくる゙ の改良品の製造販売を開始 となっております。
・初期型は機能的でした。
・2世代目がより機能性を高めた改善のようですね。デザイン的には男性的な感じです。
・今の3世代目はやはり時代を反映して女性の進出に影響受けたデザインで
丸みを帯びてやさしいイメージを感じます。
イメージだけでなく改良点はハンドルなどがメッキ加工からステンレスへ変更され品質向上されています。
常に使われる方に耳を傾けて製品に生かしている姿が見えます。
何でもない商品こそ思いが詰まっています。小改良ですがそこが大事ですね。
その後「くるくる」から派生した製品で谷換気用「くるっこシリーズ」も出て来ました。
もちろん自動の物も出て来ました。
常にニーズを捉えています。
これからも進化する「くるくる」。
電気を使わない装置も必要です。
これからも
㈱誠和。さんに期待します!
(※正式名:社名の後に句点が付きます。)
記事 編集室スタッフより
このブログ記事を書くに当り一番困ったことは初期型の画像が手に入らない。
使われている全ての画像:㈱誠和。より提供していただきました。
編集室よりお礼申し上げます。
2016.09.02 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは!
プロファーム事業室では現在、プロファームコントローラのバージョンアップを行っています。
今回のバージョンアップで追加になった機能は主に3つです。
1.予測制御とハイブリッド運転
現在、他の制御機器では設定温度を下回ると暖房機が運転し、
上回ると運転をやめるという暖房制御が一般的です。
このような運転方法では、ハウス内が暖まるまでに時間がかかってしまったり、
余熱によって設定温度を大幅に上回ってしまったりと、なかなか狙った温度にしにくいという欠点がありました。
さらにヒートポンプ運転との連携がうまくいかず、効率が悪いこともしばしば。
プロファームコントローラの制御では、温度の上がり方や下がり方を予測しながら暖房機のON/OFFを行いますので、温度のブレが少なく狙った温度を実現しやすくなっています。
また、ヒートポンプとのハイブリッド運転も強化し、効率よく暖房を行うことができます。
2.灌水の飽差補正
プロファームコントローラは、積算日射量をもとに灌水のタイミングを指示することができます。
しかし、積算日射量だけの制御では、しばしば排液量にばらつきが出ることがありました。
そこで、ハウス内が乾いた状態(飽差が高い)の時には、飽差を日射量に換算して灌水を行える機能を追加しました。
これにより、排液量が安定することが期待できます。
3.効率的な除湿運転
外気とハウス内の絶対湿度差によって、4パターンの機器動作を設定できます。
湿度差が大きいときにはカーテンと天窓を少しだけ開け、あまり差がないときには暖房機も動かして、、、
といった動きを自動的に切り替えるので、効率よく除湿できます。
トヨタネ農場、デンソー実証ハウスで見ることができますので、ご興味のある方はお問い合わせください!
記事 プロファーム事業室 スタッフより