2010.12.25 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]
バスの中で穂の国森づくりの会スタッフの方に東三河の森林の役割について教えていただきながら、間伐作業を行う、愛知県設楽町清崎地区の山林に向かいました。
豊橋よりも少し寒い清崎地区に到着すると、ヘルメット、のこぎりを装着し、森の中に入りました。
山歩きに慣れていない私は、15分くらい登っただけで、息切れしてしまいました。
山の中ですから、平らなところばかりではありません。
こんなところで木を切るの?と思うくらい、足を踏み外したら転がっていきそうなところでした。
森に木が多すぎると全体に日が当たらなくなってしまうので、立派な木が育ちません。
そのために木を切っていくのが間伐です。
ボランティアの方に教えていただきながら、のこぎりで木を切りました。
実際にやってみるとかなりの重労働、1本切るのがやっとでした。
ボランティアの方の話では、間伐は12月から3月の冬の時期に行うことが多いそうです。
逆に夏は、枝切りや草刈りをして、間伐をしやすいように整えているそうです。
倒す方向を考えながらのこぎりを使っていると、寒さは感じなくなっていました。
何本か切るとだんだん、倒す寸前のバキバキという音が心地よくなってきました。
最後に倒した木をいくつかに切って、まとめておきます。
作業が終わると、そのあたりは少し明るくなりました。
ほんの2時間弱の作業でしたが、森を見る目が変わった気がしました。
普段はなかなかできない、貴重な体験が出来ました。
社長室 鈴木
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