ブログ「クロロフィル通信」

2020.03.19 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

研究農場「新事務所」建設 内装工事のいま! 

こんにちは(^_^)
研究農場新事務所も現在内装工事中であります。
概ね外見は出来上がり内装工事中です。

建物

1階事務所

12月中旬時の上空写真(ドローン)
12月中旬ドローンにて撮影

若干世界で話題となっている事柄で壁が人に優しい素材に変更となり左官工事となっております。
時代背景もあり左官工事も女性なんですね。
色々の場面で女性の進出です。
監督さんも若い女性(20歳くらい)。

当社も女性スタッフも増え男女構成比もハーフハーフですね。
しかも年齢も若返っています。専門分野、営業系で増えています。

この建て替えられる新事務所は自然環境に工夫ありのOMソーラー方式の構造です。
「陽圧」のようです。そういえばT-cubeハウスも「陽圧」の考え方を取り入れた仕組み。

OMソーラー看板 OMソーラー説明
1月に企業向けの内覧会(建物の構造説明会)が行われました。
(個人向けではありません。)
OMソーラー仕組み

OMソーラー用ダクト
写真はOMソーラー用ダクトです。

完成まであと一月くらい!
楽しみです。

当社の新年度は5月1日スタート。
入社式は4月1日。
3~4月は忙しい時期ですね。

記事編集室




2020.02.03 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

「映え」する写真としない写真?

こんにちは(*^o^*)#
研究農場を訪れたとき必ず写真を撮るよう心がけています。
ただし見た目「映え」が難しいのがキュウリやエンドウ、パプリカ。
下の写真のように葉の色と果実の色があまり変わらない。
分からないのです。

キュウリ栽培 キュウリ栽培のキュウリ
キュウリ栽培試験(RW栽培、ココバッグ栽培)

トマトやイチゴは一般的に赤色で果実数も多い。
今で言う「映え」が違うのです。

写真を撮るとき見た目に近い撮影が出来ないものかと思います。
撮ったあと画像を見たとき「うーん」なんです。
「いいね」現実難しいのです。

パプリカなどは色は色々ありますが、一般的に流通しているのは黄色と赤色。
オレンジもあります。他の色もありますが需要が少ないなど。

パプリカ 豌豆スジナイン
左:パプリカ栽培・右:豌豆スジナイン

イチゴの場合は観光イチゴが成り立っていることを考えると
最も「映え」する作物、来た人の感動は見た目良し、
食べて良し、体験して良しの「映え」する作物と思います。

イチゴ栽培

このイチゴ栽培の写真から判断できることは
花が咲いたときや果実肥大初期は上に向かっています。

果実肥大とともに下に降りていきます。
場合のより果房折れなどがしやすい品種もあります。
ので果房折れ対策がされています。
果房が折れると、栄養が果実にいきにくなるので味が落ちやすい傾向にあります。

またイチゴのブツブツは何?
これって果実、種子はこの中。
実際に見たことはありませんが。

イチゴ果実

イチゴはバラ科と言われますがどこがバラなのと思います。
種子に見えている一粒一粒の痩果が付いた花托部分を食べる。

果実数と色を考えると食べるものでは「イチゴ」が「映え」する【作物写真】ではと感じる次第です。

記事総務課スタッフ


2020.01.29 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

新事務所建設「研究農場のいま」

こんにちは(^△^))
研究農場事務所の老朽化に伴い、時代にあった規模と働くための環境、
設備の「事務所」が求められ現在「新事務所」の建て替えが進んでいます。
社で最も古い建物です。
(1978年(昭和53年)農場事務所及び宿舎建設竣工。)

外回りは外壁の張り工事が進んでいるようですね。
(1/28昼ころ撮影した画像)
外壁工事
外壁工事(北側)
外壁東側面
外壁工事(東側面、南側未工事)

玄関にはOMソーラーハウスの表示があります。

玄関

以前農業関係の研究事業でこの仕組の応用編で
浜松にあるOMソーラー本社に打ち合わせ会議で何度か訪れたことがありました。

当時訪れたときは夏です。
この本社建物は自然を活かした環境システムで快適であったことを覚えています。
一般的な空調に比べて自然な感じで身体への負荷が少ない感じ!
きっとこの仕組みを取り入れた新事務所はクリエイティブな仕事ができるのではと思います。

内装工事

OMソーラーの仕組み
家全体を温める冬の床暖房、風の流れで涼しい室内環境をつくる夏、
四季を通じて快適な暮らしを目指すとHPには謳われていました。

色々工事関係者に聞くとワードからいろいろな知識が得られ参考となります。
基本的に結構共通点があります。

情報時代のいま進歩は同時進行ですね。
業界間の差はあまりないのかと思います。

建築資材で使われているタイベックは農業関係でも結構古くから使われています。
10秒程度のワードのやり取りでも十分わかりあえます。

新事務所から新たな発想、創造でより良いサービスが出来るのではと考えます。

記事編集室スタッフ



2019.11.21 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

パプリカ収穫

きのう午後から研究農場を訪れました。
新事務所の基礎工事進捗状況の撮影と第4圃場のパプリカの生育状況を見てきました。

丁度カゴには収穫されたパプリカがありました。
色上りがムラが無く、まるでプラスチックで作った感じ。

パプリカ赤色・黄色

パプリカ緑色

当然のように収穫されたパプリカの樹には色づいた果実が減っていて映しない写真。
撮影するには収穫前、朝方。

パプリカ栽培 赤色
(赤色)
パプリカ栽培 黄色
(黄色)

作物、葉の姿が上向きか下向きかで午前か午後で変化する場合も。
パプリカの場合は樹勢が強い場合や乾燥の場合、葉が巻く場合があるようです。
葉が大きく重たいので上に立つことはない?生長点は上向きのようです。
温度や光によっても樹姿が変わってきます。


余談ですが。
カーネーションなどは極端に太陽の方向にオジギをします。
トマトの栽培展示物を寝かして車に積み込んでいくと車内ですぐに起き上がって曲がってしまいます。
これって直らない。曲がったまま。展示会場の見栄えはバッド。

出展する場合こんなこともあり栽培展示物の輸送は立てて輸送。
なので輸送コストは掛かります。
高さが必要なので栽培展示物の輸送は悩まされます。

最近話題のAI解析、顔認証技術は進化しています。
人の次は作物の表情や作物同士の交信などもわかると病害虫を減らしたりするのに役立つ時がくれば良いですね。

この1カ月前からパプリカを食べるようになりました。
パプリカには若干ピーマン臭があるもののピーマン嫌いの私でも気にならないレベル。

そんな中TV番組で最近知った豆乳の活かし方。
なべ料理で最後に入れれば美味しくなる。
私も早速やってみました。すると全くピーマン臭が無くなり美味くなりました。
もちろん栄養面もです。この2~3日の出来事。

記事総務課課員

2019.10.09 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

トヨタネ研究農場のいま。

こんにちは。
先週末久しぶりにハウスなど覗いてみました。

ハウスでは品種試験や栽培試験で栽培される作物が見頃になってきています。
収穫はまだ少し先のようですが。
(写真は第4圃場ココバッグ栽培のトマト)
トマト栽培・品種試験

各圃場では品種試験、栽培試験などなどあります。
◎ハウス:トマト、ミニトマト、キュウリ、パプリカ、イチゴ、産直品種、・・・
◎畑:露地作物など・・・

【研究農場へご見学希望の方】
最寄り営業所までお問い合わせください。

また昨年24号台風で被害のあったパイプハウス
現在は建て替えられ骨組みのある形になりました。

屋根には電気がなくても換気の出来る装置(写真黒色のもの)も付けられています。
TSKハウス TSKハウス
TSKハウス側面
TSKハウス妻面

ハウス内部、補強も付けられています。
ハウス補強

下写真は昨年の台風の強風で傾いたパイプハウス。
パイプハウス
内部です。
被害内部

最近発生した大型の19号台風も心配です。
昨年の24号台風では停電がかなり影響しました。
静岡県側は1週間以上コンビニなど訪れても影響がわかりました。
私は市内でも全く影響を受けなく停電がない地域もありました。
通勤でもかえって私のように全く渋滞の影響を受けずいつもより早く到着。
信号が全滅でしたがそれが返って時間短縮になった少ない例ですが。
タイミングが良かった稀な例。
多くの人は渋滞に巻き込まれました。

台風には十分ご注意ください。
出典:台風に関する記事「10月9日(夕刊)日本経済新聞」

トヨタネ研究農場
本社から概ね15分~30分くらいのところに弊社トヨタネ研究農場があります。
豊橋動植物公園から南へ約1kmくらいの所。)
最寄りJR二川駅からのアクセス図)

編集室

2019.10.01 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

五桂いちご「農家ふぇ」のご紹介

こんにちは。(○^∀^)/
松阪営業所のお客様五桂いちご 河合様の「農家ふぇ」をご紹介したいと思います。
場所は松阪と伊勢の間にあります。伊勢自動車道勢和多気インターチェンジ下りて
約5分くらいの所にあります。

五桂池ふるさと村はいちご狩り・ブルーベリー狩り・メロン狩りをしています。
ハウスにはさまれた場所に「農家ふぇ」があります。
農家ふぇ ハウス
どれも新鮮で美味しいフルーツなのですが、この美味しいフルーツをつかったかき氷やパフェ
が大好評です。私も無性に食べたくなりついふらりと立ち寄ります。
今回はイチゴかき氷といちご寒天を注文しました。
特に私がオススメなのが贅沢にいちごを凍らして削るいちごのかき氷です。
何個分入っているか分かりませんが口の中のイチゴが溶けてすぐ消えていきます。
夏にイチゴを食べれるのはイチゴ好きにはたまりません。
手作りイチゴソースと練乳も提供して頂くのですがそのままで食べても美味しいです!
中に入ってて見えないのですが、いちご寒天も寒天がイチゴで美味しかったです。

オススメNO1のザクザク苺ソフトまだ食べた事がないので(いつもイチゴかき氷を食べている
為。)今度は食べてみたいと思います。

農家ふぇで手作りイチゴジャムとブルーベリージャムも売っています。
どれも手作りで美味しいので是非お立ち寄り下さい。
Menue
お休みの場合やかき氷がしていない場合もありますがご了承下さい。

1月からはいちご狩りもしています。土日は人気なのでお早めにお願いします。

松阪営業所スタッフ

2019.07.10 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

スイートコーン公開調査

こんにちは。
先日、弊社の研究農場にてスイートコーンの公開調査を行いました。
農場で栽培された約20品種について、社員の中で評価や意見交換をします。
どこを見ているかというと、
公開調査(社内)
穂の先端まで実が詰まっているかどうかや穂の形、粒色、皮色、食味などなど…
たくさんのポイントをじっくり観察しています♪

倒伏に強いタイプや穂が大きく太るタイプなど色々と種類がある中で、
食味に優れる赤穂のタイプが要注目です!ただ甘いだけでなく、風味が豊かなのが特徴です。

今後とも、生産者の方にとっても消費者の方にとっても優れた品種を探していけたらと思います*

記事 豊橋営業所 種苗担当

2019.06.04 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

苗から始まる「ふれあい」ホームランスター!

こんにちは(^_^)//
松阪には地域みっちゃくの生活情報誌(F)があります。
松阪市内・明和町・多気町・大台町の地域で無料配布されていて人気の情報誌です。

情報誌

その6月号「情報誌 F 」に何と、トヨタネのナーセリーで生産した苗、
ホームランスターが載りました。(トヨタネ電子カタログたね&施設2019春夏総合カタログ26ページ)
「松阪市の情報誌」で検索するとヒットするかも?
今月の表紙(メロンを持った写真)など。

松阪営業所といっても明和町に営業所があります。
明和町の大淀地域では海が近い場所でホームランスターとイエローキングを
毎年寒い1月と2月始めに苗を納めています。

影ながらトヨタネが苗を作ったメロンが載っていると嬉しいです。
松阪と伊勢の間にある明和町に寄ったり通ったりした時は、ぜひ直売所によって下さいね。

記事 松阪営業所スタッフ

2019.04.13 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

今年最後の「お花見」いかがでしょうか!

こんにちは (!_!)/
桜の花が見頃を迎えています。

豊川営業所の管内では、佐奈川や桜淵公園など、桜の見所が多くあります。
日曜日の嵐の前、明日4/14に最後のお花見などいかがでしょうか。

写真は豊川市の陸上競技場になります。
桜in豊川

記事 豊川営業所スタッフから
花見・ワンちゃん 花見
 

2019.02.28 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

酸素ファイター・情報交換(日本の食卓を考えてみる)

先日魚網会社の方と大栄THA㈱を訪問しました。
訪問した理由、勿論「酸素ファイター」の見学と情報交換です。

大栄THA㈱技術部門の方より
●陸上養殖化(海苔、海藻)が必要なわけ?
・温暖化により北上、安定生産とその地域での雇用などから。
・コンビニなどのオニギリの需要と供給から。
・トコブシなどの貝養殖の餌として海藻養殖。

魚網会社営業系の方より
●漁業分野での課題は海苔の不作なわけ?
海苔
・これは原因として温暖化で海水温の上昇で魚が活発になり海苔の生長点を食べるため不作となっているようです。
海苔の種(胞子)、果胞子(かほうし)とよばれるようです。
私たちが食べる海苔は葉状体(ようじょうたい)とよばれる葉っぱ状のもの。
鯖
・海苔の需要と生活排水の浄化が進みすぎて栄養が不足して海苔などの海藻の育ちが悪いことが考えられるようです。
特にリン酸の除去ようです。

海が綺麗、養分がないことを意味して生長し辛い。
綺麗な海イコール豊かな海ではないようです。

昔江戸前寿司、これは江戸の発展で人工が増えるとともに生活排水が増えそれが江戸(東京)湾に流れ込み富溶化で海が豊かに成り餌(プランクトン)が豊富で魚がよく育った。
当時江戸は百万都市(当時世界一の人工)うまく循環していた。

インターネットで調べてみて参考になることが多くありました。
どこまで行ってもバランスが重要のようです。
漁業、農業共通点多く感じました。

私見ですが陸上養殖であれば現在の養液栽培、水耕栽培技術、肥料技術が活きそうです。
ただしハードルは高そうです。また意見情報交換は必要ですね。
食の再生産維持のためにも業界を超えての付き合いは大事にしたいものです。

※現在Facebookに不具合が出ております。
ご迷惑をおかけいたします。

記事 経営企画課スタッフ