ブログ「クロロフィル通信」

2014.05.10 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

スイートコーン新品種見学会の為に播種を行いました!

5月1日に田原市のお客様の圃場をお借りして、スイートコーンの新品種の見学会を行う為、種まきをいたしました。

まずは種まきです。33㎝間隔で2粒ずつ蒔きました。

播種の様子


続いてマルチを展張しました
素人仕事でピンと張ることが出来ず、見かねた圃場主の方に手伝っていただきました。
やっぱりプロの動きは違うな~と感心しました。


マルチ展張


マルチ展張完了!
マルチは石灰マルチではなく、試験も兼ねた生分解性マルチの『カエルーチ』です。


カエルーチ


種まき完了しました!

種まき完了


新品種見学会は7月10日~20日頃の予定です。
今回の新品種は非常に期待できそうな90日タイプの品種です。お近くのお客様は展示会の日には是非お立ち寄りください!



田原営業所 坂神 

2014.04.25 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

田原営業所に太陽光発電設置工事

先週より寒さがぶり返しておりましたが、今週中になってやっと春らしさが戻ってきました。
日射量も上がってきまして、太陽光発電にぴったりの季節となりました(笑)

田原営業所の屋上では、現在太陽光発電のパネルの設置工事が行われております。
発電量は約33kwで小規模産業用太陽光発電(10kw以上50kw未満)としては中程度の発電量です。

 太陽光パネルの様子

田原営業所の太陽光パネルでは、試験も兼ねて、0度、10度、20度の角度で設置し、この地域にあったよりよい設置角度の選定の試験を行っていきます。

このパネルの設置により、かなりの炭酸ガス排出削減に貢献できるそうです。
発電開始が楽しみです。

田原営業所 坂神 

2014.03.31 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

田原営業所の花壇リフォーム

田原営業所の花壇をリフォームしました!

ぱっとしなかった、リフォーム前の花壇の写真です。

リフォーム前

腐って使えなくなった、ハウス建設資材設置用の盤木を塗装し、

塗装中

花壇の枠にしました。

枠設置


いい感じです。
ミスターシードマンさんで花の苗を購入し、植えつけます。
まずは花の配置の検討です。

壮絶な総選挙の末(冗談です)、栄えあるTEK48(田原、営業所、花壇)のセンターに選ばれたのは…

コルジリネ『レッドスター』さんです。
抜群の存在感で、他のメンバーを寄せ付けません。
その脇には№2、3の可愛さ№1のラベンダー『うさぎ』と安定感№1のヘデラ『ゴールデンチャイルド』で固めます。

センターポジション

センター周りを彩る『神セブン』には、八重咲ペチュニア『ドレスアップ』が選ばれました。

神セブン

その他の『選抜メンバー』には、珍しい斑入りアリッサムの『フロスティーナイト』が選ばれました。
このアリッサムは非常に強健で、株張りが60㎝程にもなるそうです。

選抜メンバー

植えつけ完了!
営業所の先輩が拾った流木を設置し、ココナッツチップでマルチングをしてみました。
その出来栄えは…

なんということでしょう!

リフォーム後

なかなか良い感じになりました。
明日は入社式です。
新入社員をお迎えする準備はバッチリかな…

田原営業所 坂神 

2014.03.24 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

新城市作手市場地区のハウスが完成!

こんにちは。
以前から建設作業を行なっておりました、新城市作手地区のハウスが無事完成致しました!
作手ハウス_1作手ハウス_2

このハウスは、『 平成25年度 経営体育成支援事業(条件不利地域補助型経営体育成支援事業) 』として、トマト・ほうれん草を生産するために作られました。

標高500mの作手地区に、
* ほうれん草のパイプハウス 間口6m×24m 単棟×9棟 、間口6m×23m 単棟×9棟 2,538㎡のパイプハウス
* トマト用のTSKハウス 7.2m×63m×2連棟×2棟+作業棟 1,868.4㎡を3箇所
計 8,143.2㎡ のハウスが完成しました。
作手ハウス_3

強風対策及び標高が高い為に降る可能性を考えた雪の対策にて、通常のパイプハウスには無い、補強用の交差パイプを備えたパイプハウスとなっています。
作手ハウス_4

3名の新規就農トマト生産者さん、周年栽培を行うほうれん草生産者さんの栽培が土作りから始まり、これから本格化していきます。

社長室

2014.02.25 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

獣害対策用金網の取付け作業を行ないました!

先日、湖西市のある農地にて、JAとぴあ浜松農協職員さん及び静岡県農業普及員の方と、イノシシ対策として10cm目合の金網ネット(3種メッキ仕様)の設置を行いました。

設置の様子1 設置の様子2

建設用の金網ではなく、獣害対策用に作られた金網(5mm線径、高さ:1m、幅1.77m)を、縦支柱(D16mm、高さ1.2m)を打ちながら設置・取付けしました。

設置後

山から餌を求めて下りてくるイノシシが大変多くなり、耕運機で耕したかのように荒らされた地面も多くみられ、野菜や果実の栽培圃場の被害が大変多くなっているのが現状です。

その対策として電気柵等の獣害対策用設備の導入も行っていますが、草木の成長が早く、漏電対策に大変苦労されています。また、住宅地に近いため電気が通電中の危険表示が難しい所等も多くなり、金網ネットの設置が多くなる傾向がありようです。

そのような中、農協職員の方と実際に金網ネットの設置を行い、平らな所だけでなく、傾斜地やくぼみのある場所での設置、樹木の根が張って金網の下部が入り難い所など色々な経験を積んで、今後の設置現場での段取りに生かせて行きたいと思います。

社長室

2014.02.13 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

キャベツ機械収穫作業を見てきました

先日、重要な加工・業務用野菜であるキャベツの、機械収穫作業の実演が田原市の農地にて行われました。

キャベツ機械収穫作業

平成25年度 ニュービジネス育成・強化支援事業の一環として、野菜ビジネス協議会が主催した実演会です。
JA愛知みなみ管内の農家さん・JA関係者・行政関係者・農業機械関係者・青果流通加工関係者・研究者・農業生産法人関係者・農林水産省等の200名程の参加で開催されました。

キャベツ栽培の規模拡大は、定植作業については全自動移植機等の普及により進んでいますが、収穫・調整作業がネックとなって重労働が続いています。
そのため、収穫作業を少しでも効率的に行う事が出来る『収穫機』+『鉄コンテナ出荷』が注目されています。

キャベツ機械収穫作業キャベツ機械収穫作業

これらを使用すると、通常の段ボール出荷に比べ、収穫から出荷までの労働時間も約半分になると言われています。

しかし、この方法で収穫された業務用キャベツが生食用と比較して3分の2程度の価格では、主体的に取り組む農家さんがまだ少ないのが現状のようです。

社長室

2014.02.08 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

緑の安全管理士

「緑の安全管理士」の認定証が本日送られてきました。

私は今から10年前に農薬についての4泊5日の農薬の安全使用や法令、農薬の基礎知識の研修を受講、無事試験に合格をして「緑の安全管理士」になりました。

研修を受講するためには農薬の販売業者、農薬メーカー、ゴルフ場や街路樹などの防除業者において2年以上の実務経験が必要になります。

5年ごとの更新で、しかも毎年行われる研修を受講しなくてはなりません。

自分で言うのもなんですが資格取得や維持が結構たいへんな資格です。

では「緑の安全管理士」とは、何をする人ぞ?

農薬についての専門知識だけでなく、安全で的確な使用の知識と技術を普及する人であります。

何かと世間から悪者にされがちな農薬ですが、農業にとって欠くことのできない大事な資材であります。

農薬を販売する立場として、消費者の方に農薬についての正しい情報提供をすることも大事な仕事であると改めて思いました。(種苗部 林)

2014.01.31 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

農業とIT

先日、静岡県袋井市にある株式会社大和コンピューターさんの農業生産設備を訪問しました。

2年前に、丸型の2反規模のハウス内に、トマト用のココバックシステムを導入して頂きました。
コンピューター用ソフト開発が主な事業ですので、ITと農業を結ぶ事業の構築に積極的に取り組まれておられます。
ハウス内のCO2制御・湿度制御も導入され、トマト栽培にとって良い環境を構築されています。

ココバックシステム_2ココバックシステム_1

また農業の作業効率や人の動きの改善のために、パート従業員の作業効率アップを目指したスマートフォンを利用しての試験も行われており、与えられた仕事がどこまで進み、何人でどこまでの仕事が終わるのか、まだあと何人の投入が必要なのか…など、データーで見る事が出来るよう日夜工夫されておられます。

ムダな作業はないのか、一番時間のかかっている作業はなんなのか、いつも遅れてしまう仕事は何か、農業の作業をITで見て管理する事が出来れば、もっと効率アップに繋がると頑張って栽培に取り組まれている最中です。 

社長室

2014.01.30 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

田原市の甘藍審査会

田原市で1月24日に行われた寒玉甘藍の審査会に参加いたしました。

審査のねらいは1月中旬に収穫できる、品種特性と地域への適応性の検討です。

 

まずは立毛審査です。

立毛審査の様子

 

定植直後に台風が襲来して、品種によっては酷く影響を受けているものがありました。

立毛審査では、球の揃いや外葉のでき方、病害の有無等を審査します。

 

続いて内容審査を行いました。

 

内容審査の様子

 

内容審査では、形状、色、中身の締まり方、芯の伸び具合や重量を審査し投票します。

 

投票結果は1位はこの地域で標準的に栽培されている品種の『冬藍』です。

今年も狙ったところでしっかり収穫できて、高評価でした。

 

1位の冬藍

 

2位は当社の番号品種でした。

2位の品種

 

この品種は残念ながら、商品化には至りませんが、今後も年またぎでしっかり収穫ができ、生産者の方のお役にたつ品種を育成していきたいと思います。

 

田原営業所 坂神

2014.01.17 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

田原市の農業

1月より田原営業所に異動になりましたので、田原市の農業についてご紹介をさせていただきます。



田原市は農業産出額で市町村別では全国1位を誇る、園芸農業の全国屈指の産地です。(田原市ホームページより引用)

 田原市は愛知県の東南端部に位置し、年平均気温16℃、降水量1602㎜、日照時間2,202時間と自然条件に恵まれた地域で、昭和43年に豊川用水が通水して以来、農業の近代化が進み、花き、野菜を中心とする施設園芸や露地野菜で全国有数の産地となりました。(田原農業改良普及課発行「次代に歩み続ける田原農業のために」より抜粋)

出荷場の様子


田原市の農産物で特に産出額が多いのが、キク、キャベツ、トマト、メロン、ブロッコリーです。

田原市の品質が良い農産物を是非買ってみてください!

田原営業所 坂神