2017.07.15 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
この地域のミニトマトやトマト栽培は時期作への切り替え時期となり終了時期を迎えています。
以前に炭酸ガスを水に溶解することでpHを下げる機器を販売したことがあり改めて寄ってきました。
現在も使用しています。
ただし冒頭にも書いたように終わりを向かえ炭酸ガス・酸素ガスボンベは返却されていました。
右側が炭酸ガス用、左側は酸素ガス用
液体炭酸ガス用はマイナス70℃くらい、気化させるための形状ですね。
pH調整はダウン剤との併用をしています。
使用頻度10aあたり2~3ヵ月くらいのようです。
また下の酸素ガス溶解装置なども導入されています。
ここの井戸水の場合、DO値が多分1~2くらいと思います。
用水はDO値8以上あったと思いました。
水に溶けている酸素量が少ないので増やす目的。
養液栽培には水の品質を一定に維持する必要があります。
ここの施設は
水源は用水と井戸を併用しています。
井戸ポンプの圧力タンク、サンドフィルター
梅雨時で雑草が伸びて見えないですが砂取器(サイクロン)もあります。
ディスクフィルター
バクテクリーンフィルター(除菌など)
最近ではより品質を求める方のためのフィルター
「まくりーんシステム」も導入が進んできています。
(ホームページに掲載されています。)
施設を見ますと空調、暖房、外部環境、虫(有用なマルハナバチ、害虫など)、労働生産性に関わること、健康面などなど取り巻く事柄大変多いですね。
編集室 スタッフより
2017.03.13 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
先日、ドローン(無人航空機)による
農薬散布の話を耳にしました。
興味がありましたので、
ドローンで農薬散布するための条件を調べました。
ドローン飛行禁止区域
・空港の周辺
・高さ150m以上の空域
・人や家屋の密集地域
使用条件
・日中(野外が暗くない時間)
・目視できる範囲
・人や物件と30m以上の離れている
・人が集まる催しが行われていない
・爆発性がある危険物を搭載していない
・物件の投下をしない
(2017年3月9日時点)
場所に関する条件は空港近くの田畑でなければ、
問題はなさそうです。
しかし、使用条件に問題となる項目があります。
1つは農薬や肥料に危険物とされる商品があることです。
もう1つは農薬散布が物件の投下に該当すると思われます。
これらの項目は禁止条件にあてはまります。
禁止されている条件があるため、
農薬散布ができないのではないかと思いました。
しかし、事前承認をうけることができれば、
ドローンによる農薬散布は許可されるようです。
まとめますと…。
農薬散布が可能なドローンと農薬を購入しても
現状ではすぐに農薬散布はできないようです。
農薬散布はドローン購入、操縦技術の習得、散布の承認、
これらの条件を満たして初めて実行に移せるようです。
ドローンによる農薬散布を検討する場合は、
色々準備が必要になることがわかり勉強になりました。
記事 営業部 スタッフより
参照 農林水産省 空中散布等における無人航空機利用技術指導指針
http://www.maff.go.jp/j/kokuji_tuti/tuti/t0000926.html#honbun
2017.02.24 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
こんにちは。
今回は岐阜県にある多治見市のご紹介をしたいと思います。
多治見市は岐阜県の右下の方の愛知県と隣接した場所にあり、名古屋の中心部まで電車1本30分程度で移動できるため、名古屋のベッドタウンとして機能しています。
多治見といえば埼玉県熊谷市と同様、夏にとても気温が高くなることで有名ですね。
逆に冬は寒く、朝方に氷点下になることも多いです。
また、陶磁器作りも盛んです。
多治見市、土岐市、瑞浪市、可児市のあたりでで作られる陶磁器は美濃焼と呼ばれ、全国のおおよそ半分の食器をここで生産しています。
多治見市笠原町では特にタイル作りが盛んです。
笠原町に「
多治見市モザイクタイルミュージアム」という美術館があり(2016年6月にオープン)、タイルの原料となる粘土が採れる採土場をイメージした外観で、とってもかわいいです。
外観がとってもかわいい“ミュージアム”
マジョリカタイル
洗い場
※写真3点は多治見市モザイクミュージアム様より提供を受けております。
また「多治見市モザイクミュージアム」にURLが貼り付けてありますのでクリックしてみてください。
ほかにも東町に「岐阜県現代陶芸美術館」や、市之倉町には「市之倉さかづき美術館」があります。
近くへ行く機会がありましたら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
記事 岐阜営業所スタッフより
2017.01.30 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
こんにちは!
今日は弊社豊川営業所について述べたいと思います。
今から30年前の昭和62年(1987年)2月2日(月)?に開設しました。
またその年の5月には静岡営業所が開設されました。
当時の住所は豊川市本野ヶ原1-151(東名高速豊川インター入口あたり)
現在は豊川市大堀町323-1に移っております。
当初は男性スタッフ5名、4月に新入社員の女性が加わり6名でした。
当然その当時のスタッフは退職されたり他部署に移りました。
一番若かったスタッフも50代となり味わいが出て来ましたね。
当時の営業所のイメージです。
下の写真は現在の営業所です。
初日はかなり冷え込みが厳しく寒かったのを記憶しています。
当日はJAさん、生産者の方々や同業者の方々からお祝いの言葉を頂きました。
結構不安な面もありました。
本社から出向いての営業活動ではなく、まさに地域密着営業への転換でした。
まさにスピードが命でした。
スピーディーに応えるには先手対応しかないというのが私の結論でした。
先読みできる能力がそのときに備わりました。
結構厳しいお客様のおかげで自分自身のスキルアップが出来ました。
今でも直接営業現場に出るといまだに燃えてきます。
結構血が騒ぎテンションは上がります。
お客さま在ってのことです。
<その他>
昭和62年に何があったか
○売上税法案、衆議院提出(売上税廃案)
○国鉄、JR11社に分割発足。
○農産物12品目のガット提訴問題日米交渉不調。
翌年昭和63年(1988年)
○青函トンネル、瀬戸大橋開通。
○オレンジ、牛肉自由化決定。
○所得税等改正法通過、消費税法等の詳細発表。
○イラン、イラク戦争停戦。
改めてみるとこんな事があったんですね!
一番身近な消費税は平成元年(1989年)3%でスタートしました。
弊社も来年平成29年(2018年)50周年を迎えます。
記事 編集室スタッフより
2017.01.20 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
こんにちは。
岐阜県海津市に室町時代から続く、千代保稲荷(ちよぼいなり)という神社があります。
この神社は京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷とともに、日本三大稲荷の一つともいわれることも。
(その二つよりはかなり小さいですが、、、)
地元では「おちょぼさん」として親しまれています。
ろうそくと油揚げのセットが売っていますので参拝前に購入します(一組¥50)。
燈明場でろうそくに火を灯し、油揚げは商売繁盛なんかを願って賽銭と一緒にお供えするシステムとなっています。
また、月末最終日の夜から翌月1日朝に掛けて、「月並祭」という縁日が毎月(!)開かれ、結構にぎわうらしい。
そのときは参道のお店も遅くまで開いていますので、仕事終わりに串カツでも食べにいってはいかがでしょうか。
記事 岐阜営業所 スタッフより
2017.01.18 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
こんにちは。*( ˘⌣˘)*_
かなり冷え込みが厳しくなってきましたね。
最近ですが、弊社農場にてキャベツ公開調査を行いました。
各営業所の種苗担当や営業が集まり、立毛や玉の仕上がりを調査しました。
圃場では草勢や玉揃い、病気の発生などを見ます。
その他に収穫物をみて、結球具合や形状を確認していきます。
様々な品種があるので、特徴もそれぞれ違って、面白いな~と思います。
試験段階の品種もたくさんあり、その中でも有望そうな品種を選抜して、現場で試験をしていきます。
産地で求められる品種を作れるよう努めて参ります。
記事 豊橋営業所 スタッフより
2016.12.09 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
皆さんこんにちは。
今回は、岐阜県って山と川しかないんじゃなの、と思っている皆さんに、岐阜の見所をいくつかご紹介したいと思います。
①長良川の鵜飼
鵜飼は今から1300年前から漁として始まりました。
赤々と燃える篝火は見るものを幻想的な世界へといざないます。
見学するには船の予約が必要です。期間は大体5月~10月までです。
ちなみに私は一回船の予約をしたのですが、台風の増水で中止になっていまい、そこから行く機会を失っています。休日の予約は埋まりやすいです。早めのご予約を!
②美濃和紙あかりアート展
美濃と言えば和紙。和紙といえば美濃。
現在でも手漉きの和紙が生産されています。
毎年10月頃開かれるこのアート展では、美濃の「うだつのあがる町並み」に美濃和紙を使ったアート作品が並びます。アート作品には内側から光をともします。
この展示はプロ・アマ問わず、美濃和紙を使用していれば誰でも応募することができます。
観光としてももちろんいいですが、出展してみてもおもしろいですね。
③郡上おどり
夏の二ヶ月にわたって行われるお祭りで、お盆期間は徹夜で踊ります。
地元の人、観光客、関係ありません。みんなで踊ります。
郡上は長良川の上流に位置しており、昔から川と密接に暮らしていました。
湧水は飲料水にしたり野菜や食器を洗うのに利用され、現在でも井戸や水路は地元の人々が共同で管理しています。
美しい町並みの中にはところどころに水路が見受けられ、涼やかな水音を聞くことができます。
④「モネの池」
最近、関市の山の中にある池、通称モネの池が有名ですよね。有名なので詳しくは書きませんが。
晴れの日がきれいに見えるそうなので、行く前に天気予報をチェックしたほうがよさそうです。
まだたくさんありますが、長くなってきたのでココまでにします。
あえて写真は載せておりません!
おんしの目で確かめとくんせぇ!
記事 岐阜営業所 スタッフより
2016.11.01 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
この度、岐阜営業所のオープンを迎えました。
場所は、名神高速道路「岐阜羽島インター」を出てすぐの所で、新幹線「岐阜羽島駅」から
も1キロ少々の距離と皆様にもお寄りして頂きやすい立地となっております。
このとおり、岐阜営業所といっても南部に位置し愛知県尾張部、三重県北部は非常に近い所
です。
まずは所員5名で開始する運びとなりました。
今までも安城・松阪より訪問させて頂いておりましたが、より近くで地域に密着したサービ
スの向上に努めて行きたいと考えております。
どうか今まで同様のご支援を賜ります様、お願い申し上げます。
記事 岐阜営業所一同
2016.09.28 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
こんにちは。
最近市内の生産者から相談がありました。
内容は育苗中のキャベツ苗から糸のような蔓が生えている。
何それと思い現地まで行き確認しました。
確かに茎より生えていました。
相談を受けましたが他社品であることでコメントは差し控えさせてもらいました。
推測すると寄生植物の類ではないかと考え、
帰社後インターネットで寄生植物で検索。
ネナシカズラにヒットしました。多分これに近いのかも?
聞くところによりますと40年近く前に確認されたようですね。
当時は培養土は購入する時代ではなく農家さんの方で作られていたと思います。
基本材料は、土壌がメインとその他材料、その当りの材料は農家さんで個々に配合が違っていて分かりません。
培養土作りは土壌に含まれている雑草の種子を処理するために焼成行程を行っていたようですね。
焼成処理でも99.99%、完全ということは無く稀に発現もあったのではと思います。
また知っている人を探すことは難しいと思います。
一般的に流通している市販セル培養土の原料はピートモス、バーミキュライト、ゼオライト、パーライトなどの原料を使っているのでこのようなものを見る機会は無いと思います。
市販培養土が一般的になった歴史は浅く、その流れも速く、トマト苗などは培養土購入から苗購入へシフトしていますね。
実際のところ寄生すると根は枯れて寄生された植物と一体となるので変な感じですね。
アメリカネナシカズラ
外来植物で元々飼料に混入して日本全域の野や山に広がったようです。
学名: Cuscuta 「からみつく」という意味のギリシャ語 「 kassyein 」 に由来するようですね。
夏から秋にかけていろんなところで見ることのできるヒルガオ科の寄生植物のようですね。
どんな植物や木々にも寄生するようです。
発芽したときには、根も芽もよく分からない糸のように伸びて寄生する植物を探します。
手近な植物に寄生根を出して植物から栄養分を吸収するとともに、根が枯れていきます。
寄生根で栄養分を吸いながら先へ先へと糸の様なツルを伸ばしていきます。
案外近くで発見出来るかも?ただし私は今だに見たことは無いですね。
広がらない方法として秋口に花咲く時期に種が落ちないよう開花時期に処理するのが良いのかも。
またこの地域では探すのは難しいのではと思います。
日本全国で見られるようですが私も探してみましたが現実見当たりませんでしたね。
この植物が生息するには条件的に合わないのでは、牧場とか自然が多いところでないと難しそうです。
記事 編集室スタッフより
2016.08.25 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
こんにちは i (^o^) i
農業で使用される主な誘引線および果樹線などの
鉄製線材長さ【目安】について
計算式をつくって見ました。
関心のある方は「上記添付Excel」をダウンロードしてみてください。
なお数式は保護してあります(シートの保護)。
50キログラム巻の外径:約70センチ(外周約220センチ)、内径:約56センチ(内周約180センチ)
ちなみに画像は14番線50㎏巻です。
鋼線の繰り出し方(作業イメージ)
鋼線を繰り出すのに回る回転台相当のものが必要ですね。
馬車などの両輪・車軸付きのものがあると良さそうです。
下の絵は果樹農家さんが棚線を張るときに鋼線を繰り出す作業風景です。
こんな感じですかねー。
記事 編集室スタッフより