2018.09.18 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]
今年は、猛暑に続き豪雨、台風、地震と各地に甚大な被害がありました。
また同様に農作物にも大きな被害がもたらしました。
被害に会われている方々には心よりお見舞い申し上げます。
我が家の「蒲郡みかん」も台風20号では40~50年生のみかんの老木が何本か倒れる被害を受けました。
夏は炎天下の元、冬は厳しい北風に何年も耐え生き貫いて来ただけに深い味、美味しいみかんが収穫できるのです。
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被害を受け残念!!!
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今年のみかん栽培は成り年です。
猛暑の中、摘果作業に追われました。
みかんの摘果作業とは、後ろ向き果、日陰果、小果、大果、傷果など樹とのバランスを見ながら、将来性の無い幼果をしっかり見定め落とすことです。
残された前向きで、太陽の光を十分に当たる果は期待通りの甘いみかんになってきます。
まれに将来性のある果を落としてしまい後悔もいたします。
何か「社会の組織」を思い出します。(^_^)
消費者に喜んでいただく蒲郡みかんに相応しい「上品」で「甘い」みかん作りに挑戦しております。
記事 種苗課 関係者
2018.09.14 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは +(^_^)+
9月中旬と言えば、イチゴの定植が行われている時期ですね。
日本には様々なご当地イチゴ品種があります。
有名どころだと栃木県の「とちおとめ」、福岡県の「あまおう」があり、みなさん知っているのではないでしょうか。
そこで弊社の営業所がある、愛知県・静岡県・岐阜県・三重県で誕生したイチゴ品種について調べてみました。
静岡県
・章姫 静岡市の民間育種家が育成し、他県でも多く栽培されています。
・紅ほっぺ 果実サイズが大きく、甘みが強く、酸味もやや強いのが特徴
・きらぴ香 果皮のツヤがよく、キラキラしてます。
愛知県
・ゆめのか 愛知県農業総合試験場で育成。とてもジューシーで甘みと酸味のバランスが良い
県内で栽培されている品種はゆめのか・章姫・紅ほっぺ・とちおとめが多いようです。
三重県
・かおり野 三重県農業研究所が開発。深刻な被害を引き起こす炭疽病に抵抗性がある。
さわやかな味で、最大の特徴である上品な香りに由来する。
・よつぼし 種子で繁殖するタイプの品種。三重・香川・千葉・九州沖縄農研の共同開発
岐阜県
・濃姫 色と味が濃いことから岐阜ゆかりの武将「斎藤道三」の娘「濃姫」にちなんで命名
・美濃娘 美濃で作られたイチゴから命名。果肉と果心の色は白い。
・華かがり 濃姫、美濃娘に比べて、粒が一回り大きく、果汁たっぷりでジューシーな果肉が特徴。
ともに岐阜県農業技術センターにて育成。
今年の冬・春は各地のご当地品種を味わいに、いちご狩りに出かけてみてはいかがでしょうか。
記事 施設部【施設栽培課】スタッフ
2018.09.12 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
ドサトロンとキャリーを一体化。
『移動式のドサトロン』をご紹介します。
このドサトロンは例えば苗場を複数所有している方。
尚且つ全ての苗場で液肥を施したい方にオススメです。
(基本的に液肥混入器のドサトロンは、灌水の配管に組み込む必要があるため、
一箇所の苗場に少なくとも1台のドサトロンが必要となります。)
『移動式のドサトロン』のメリット
【液肥混入器を複数購入する費用を抑えたい場合】
移動式の『ドサトロンDR-06GLキャリーセット』推奨。
これ1台で複数の苗場で施肥することが可能です。
【ドサトロンDR-06GLキャリーセットの仕様ついて】
ドサトロン1台、キャリー1台、給入側と吐出側にそれぞれスクリーンメッシュが1台、吸入側と吐出側にそれぞれホースのワンタッチコネクターが付属しています。
【使い方のポイント】
●苗場の蛇口にワンタッチコネクターをつけておく
⇒ 車でドサトロンキャリーセットを運ぶ
⇒ 苗場にある蛇口とドサトロンの吸入側をホースでつなぐ
⇒ 吐出側から伸びるホースの先に散水口をつけるなどする
⇒ 施肥が可能となります
●液肥
・キャリーに乗るサイズの薬液ポリタンクなどを使用していただくのが一般的です。
・使用しないときは液肥タンクからドサトロンの液肥吸入ホースを出して置く必要があります。
【注意事項】
※サイフォンで液肥が外に漏れ出す恐れがあります。
※エア抜きはドサトロンの上部にあるボタンで行ってください。
記事 安城営業所(営業部第二エリア)スタッフより
2018.09.10 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]
こんにちは^^
先日、静岡市/丸子にある丁子屋さんに“とろろ汁”を食べに行って来ました。
麦飯にたっぷりとろろ汁をかけて贅沢にいただきお腹いっぱい食べ過ぎました♪
最近徐々に暑さも和らいできましたが、暑い季節や食欲がない時にもスルッと食べられて美味しく、栄養も満点ですよ!
静岡に来られた際、お勧めしたい味です。
記事 静岡営業所 スタッフより
2018.09.07 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
残暑きびしいなか、いかがお過ごしでしょうか。
今回はニガウリ(ゴーヤ)の変化する様子が興味深かったので、
その様子を写真で紹介したいと思います。
この時期、本社で緑のカーテンとして育ている
ニガウリの実を見かけることができます。
ニガウリといえばこちらの姿を思い浮かべると思います。
こちらの実を収穫せずにとっておきますと…
このようにだんだんと外見が黄色になります。
さらにそのままにしておきますと…、
パカッとわれて中の種を見ることができます。
この状態ですと種は赤くなっています。
実際は種自体が変色しているのではなく
ベージュの種が赤い粘膜で包まれているようです。
聞いたところによりますと
実が割れる前の実が黄色の状態なら、
苦味が減って食べやすいという話も…。
今回写真をとったものは収穫しなかったのですが、
機会がありましたら食べて事実を報告させていただきたいと思います!
記事 営業部 スタッフより
2018.09.04 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]
頻繁に日本列島を襲う台風、今回は特に心配されます。
十分ご注意ください。
台風が接近した場合
ハウスを良く見回り、風が強くなる前に対策をしておきましょう。
下記チェック項目を参照に確認を行いましょう。
(特に以下の点は注意が必要です。)
■台風が襲来する1日~2日前までに行っておくのが理想です。
【チェック項目】例として
・ハウス・温室の周辺は、片付いているか?
・出入り口のレール等のはずれや痛みはないか?
・風が吹き込むことが予想される隙間は、塞がれているか?
・被覆材のたるみや破れはないか?
・ハウスマイカー線の緩みやスプリングやパッカー等はずれがないか?
・谷樋・桁樋は落葉やゴミで詰まっていないか?
・天窓が、閉まった状態時に隙間ができないか?
・重油タンク・灯油タンク・トイレが転倒しないように、しっかりと固定してあるか?
・重油タンクのフタなど飛ばないようになっているか?
・補修テープ、マイカー線、スプリング等の補修用資材は準備してあるか?
・停電に備えて、天窓の手動用チェーンは準備してるか?
・発電機等もっている方は、正常に動作するか?
■台風が襲来する直前までに行っておく対策
【対策例】として
・天窓ロック等があるハウスは、しっかり固定しておく。
※台風が通過したあと、自動になっているとロックがかかったまま開いてしまおうとして大きなトラブルになる、手動にしておく。
・必要の無い電源は遮断してあるか?
・換気扇のあるハウスは、動かしてハウス内を陰圧しフィルムを引き付けておく。
(上記は社内文書を参照しました。)
記事 編集室
2018.09.01 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
先週末、当社農場を訪れました。
7月~8月は作物の切り替え時。
また新たな事に取り組みもあるようです。
(関係者ではないので内容等わかりません。)
生産者の方々が見学される場合、見頃は多分気になるところと思います。
早いものでは9月中旬以降に収穫が始まる施設があります。
この写真施設(トマト)は7月18日頃定植、3段目が開花しています。
関係者によりますと収穫は9月中旬以降~。
下の写真、訪れた日は丁度その日インターンの学生さん(女性3名、男性1名)が研修。
下写真施設は8月20日週初めに定植、10月中旬から11月初め頃になると思います。
ミニトマト品種比較施設
パプリカとピーマンの品種比較試験施設
なお見学される場合は最寄り営業所・所員へお問い合わせください。
〖研究農場へのお問い合わせの場合〗
日中は露地栽培の圃場・施設内で調査などの実務に出ていますので電話がつながりにくいと思います。
電話をお掛けになる場合、昼の「昼食・休憩」時間帯、または夕方の時間帯。
記事 編集室
2018.08.30 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
この写真は愛知県北設楽郡設楽町の風景です。
営業所からだいたい1時間半くらいの場所です。
ご覧の通り酒米が収穫期を迎えております。
場所はここから離れますが、設楽町には蓬莱泉で有名な関谷醸造という酒蔵があります。
飲まれる際にはこんなところで作られているんだと想像しながら飲んでみてはどうでしょうか??
ウイキペディアより
酒米(さかまい)は、日本酒を醸造する原料、主に麹米(こうじまい)として使われる米である。
正式には酒造好適米もしくは醸造用玄米と呼ばれ、特有の品質が求められるため、通常の食用米や一般米とは区別される。
記事 豊川営業所スタッフより
2018.08.29 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
先週の話になります。
台風20号に備えて弊社農場では防風網が設置されていました。
使用資材:ダイオネット防風網目合4mm幅2m
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台風通過後の対策についてもご紹介します。 台風の後は、加湿や強風の衝撃などで作物はダメーシを受けています。 畑が冠水していると、根が傷んで養分を吸収できずに作物が弱ってしまうこともあります。
そんな時は、即効性のある液肥の葉面散布が有効です! |
今後の対策の参考になさってください*
記事 種苗課スタッフより
2018.08.28 [ クロロフィル通信 | イベント情報 ]
8月24日(金)~25日(土)
岩手県滝沢市で行われた「いわてスマート農業祭NEO」に出展しました。
岩手県といえば全国有数の畜産県ですね。
園芸作物としては夏秋トマト、夏秋キュウリ、ピーマンなどが栽培されています。
全体の中で占める割合は比較的少ないそうです。
【トヨタネ&デンソー】展示ブースについて
恒例のココバッグ栽培システム、プロファームモニター、プロファームコントローラーなどの展示を行いました。
ココバッグはどこに行っても興味を持っていただくお客様が多いように感じます。
今回目立ったのはドローンの展示。
10社以上の会社がドローン関連の展示を行っていました。
岩手県ではすでに水田への農薬散布事業が進み始めております。
1反4千円という金額で農薬散布を行うサービスも紹介されていました。
5反ぐらいの水田では10分弱で散布が終わるとのことです。
これからは水田に限らず、このようなドローンを使ったサービスが増えていくんだろうなと感じました。
近い将来、ハウスの点検や遮光材散布にドローンが当たり前に使われるようになるかもしれませんね。
記事 プロファーム事業室スタッフより