ブログ「クロロフィル通信」

2015.01.28 [ クロロフィル通信 | ご案内 ]

田原市のペイズリーキャベツがテレビで放映されます!

 ペイズリーキャベツがテレビで放送されると、キャベゾウくんのフェイスブックで教えてもらいました!

日本テレビ系列の宮川大輔さんがやられている、『満天☆青空レストラン』という番組で放送されるそうです。

 満天☆青空レストランの予告ページ

放送日は1月31日土曜日の午後6:30からです。

せっかくの機会ですので、田原の『ペイズリーキャベツ』について書かせていただきたいと思います。
ペイズリーキャベツとは、JA愛知みなみさんの『ペイズリーキャベツ出荷連合』の皆さんが栽培されている、こだわりのキャベツです。
特に食味に優れるトンガリボウシという品種を使用し、11月下旬~1月下旬に出荷される、激レアキャベツです。
ペイズリーキャベツという呼び名は、その円錐状に尖った形状から、ペイズリー柄をイメージして名づけられたそうです。

 ペイズリー柄

ペイズリーキャベツがおいしく完熟すると、側面部に亀裂が入ります。これが収穫のサインです。

ペイズリーキャベツ

ペイズリーキャベツは病気には程々に強いのですが、1玉1玉完熟したキャベツを確認して収穫するのに大変な労力と手間がかかり、生産者の方はご苦労をされています。
収穫に時間がかかりますので沢山の面積は作付けできません。

 圃場の様子

11月に出荷連合の皆様の圃場巡回に同行させて頂いた時に、1玉、完熟のペイズリーを頂きました。

 玉の様子
 
これ何かに似てるな~。
これか!

ピ○○ロ風
 
魔○○殺砲が使えそうになりました。

冗談はさておき、このペイズリーキャベツ独特の形状もさることながら、葉肉が厚いのでとてもみずみずしく、辛味成分が極めて少ないので甘みが際立つ生食に最高のキャベツです。
そして芯が小さいので、可食部がとても多く、芯に近いところはより甘みが強いです。

半切りの様子

やはりペイズリーはサラダに限るでしょ。
ということで、簡単にざく切りして食べてみました。
少し水にさらしてやるとよりシャキシャキ感が高まります。

サラダ

これは噂通り『どうまい!』
関東方面ではサミットさんが『甘みとんがりキャベツ』として販売されているそうです。
近隣では産地直売のあぐりパーク食彩村さんで購入できます。
ご購入の際は、見た目で柔らかそうなものよりも、ずっしりと重さが載った物を選ばれることが、おいしいペイズリーを買うコツです。

激レア激ウマキャベツ是非ご賞味ください!
テレビも見てくださいね~。

田原営業所 




2015.01.26 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]

ルンルンシートはどれくらいの重さ?

弊社の扱う資材には色々な物があります。


以前から気になっていたこともありまして

商品の重量を量ってみました。


重さが気になっていた商品は「ルンルンシート(白黒)」です。


ルンルンシートは小泉製麻株式会社様より

販売されています通路用のシートです。

厚く、丈夫なシートです。


(商品の外見はこのような感じです。

 保管時は紙包みです。

 巨大なゴボウのようにも見えますね。)



早速ですが、測定結果です!

3m幅の100m巻は約42kg

4m幅の100m巻は約55kgでした!


商品毎に多少差がありますが、

平均の重さはこれ位になりそうです。



今回は先輩に手伝ってもらい、計量いたしました。

やはりというか40kgは重量物です。


皆様もルンルンシートの運搬・保管をされる場合は

重さに御注意下さいますよう、お願い申し上げます。

業務部

2015.01.17 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

とっても甘い!『天使のキャベツ』

先日、磐田市のキャベツ農家さんを訪問しました。
そこでは『天使のキャベツ』の収穫&出荷作業で大忙し!
どっさりと収穫されたキャベツが次々と作業場に入っては箱詰めされていきます。




みなさんは『天使のキャベツ』をご存知ですか?
静岡県西部を中心に生産&販売されているキャベツで、静岡県のとっておきの食材として紹介されている「しずおか食セレクション」にも認定されています。

『天使のキャベツ』の正体は「とくみつ」という品種ですが、このキャベツの特徴はとにかく食味が良い!水分が多く、食感はサクサクしています。そしてとっ ても甘みがあります。最大糖度が12度にもなるそうで、とくみつの中でも糖度8度以上のものが『天使のキャベツ』の名前がつくそうです。



葉物野菜で高糖度って言ってもなぁ。。と最初は半信半疑だったのですが、少しちぎって食べさせてもらうと…本当に甘い!美味しい!何もつけずにこのままパクパク食べていけそうでした。
農家さんが言うには、もちろんオススメの食べ方は生食!
ざくざく切って、オリーブオイルをかけて食べると美味しいよ、との事でした。

少しこのキャベツを頂けたので、持ち帰って食卓に出てくるのを楽しみにしていたら…何故か煮込み料理(ロールキャベツ)になって出てきました。。。(Θ_Θ)
生食のつもりでいたのでちょっと残念でした…が、普通に美味しかったです(笑)
次はしっかり購入して人任せにしないで生食で食べてみたいと思います!

『天使のキャベツ』の収穫時期は12月中旬~2月中旬頃までです。機会があったら是非食べてみてください。地元のスーパーではこのキャベツを使ったお惣菜も売っているそうですよ。


≪種苗課≫

2015.01.13 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]

本社改修中1

弊社の本社は、ただいま改修中です。



どのような感じになっているのか、

紹介させていただきたいと思います。




写真のように、倉庫内側の張り替えがおこなわれました。

とてもきれいな状態です。



雑な仕事をすると、すぐに傷だらけになりそうです・・・。



よい感じの緊張感があり、

身の引き締まる思いの今日この頃です。



業務部

2015.01.09 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

どうまい!野崎採種場さんのちっチャイ菜!

あけましておめでとうございます!
本年も宜しくお願いいたします。

昨年末に株式会社野崎採種場さんの農場にキャベツやブロッコリーカリフラワーの品種検討をさせて頂きに伺いました。
野崎採種場さんは明治時代から白菜の育種を行い、現在はアブラナ科野菜を総合的に育種されている大変歴史のある種苗メーカーさんです。
近年ではキャベツの『冬のぼり』やブロッコリーの『盛緑シリーズ』等数多くの大ヒット品種を生み出されておられます。

品種検討の様子

野崎採種場さんの本社がある名古屋市中川区では、野崎白菜をモチーフとしたゆるキャラがいます。
その名も『はくちゃん』。多分女の子でしょう…

はくちゃん

田原市にもキャベツの『キャベゾウ』くんがいますので、是非はくちゃんと夢のコラボ、『ブラシカブラザーズ』を結成していただきたいと勝手に思っています。

キャベゾウ

野崎採種場さんの農場で新野菜『ちっチャイ菜』を見させていただきました。

ちっチャイ菜

『ちっチャイ菜』は写真の様に寒さに当たると葉が黄色く色づき、縮緬葉牡丹のようにきれいなハクサイの仲間の新野菜です。
栽培はチンゲンサイに準じて行うと良いようです。
この『ちっチャイ菜』は繊維質が多く、水分が少ないので炒め物に最適との事。

早速頂いて家で炒め物にしてみました。

炒め物

歯ごたえがあって、どうまい!
水分が少ないのでベチャっとせず、油との相性が良いです。
野崎採種場さんの『ちっチャイ菜』是非お試しください!

田原営業所 


2014.12.20 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

どうまい!JA愛知みなみさんの『うずまきカリフラワー』

先日、JA愛知みなみ、田原洋菜部会さんの『うずまきカリフラワー』の目揃会に参加させて頂きました!
目揃会とは、生産者の皆さんが、青果物の品質を統一する為、出荷前に出荷の規格、品質等を確認して目を合わせる事です。

目揃会の様子

うずまきは『ロマネスコ』と呼ばれるヨーロッパ原産の、蕾が円錐型の形状となりらせん状に配列され、幾何学的な模様となるカリフラワーやブロッコリーの仲間です。
収穫や箱詰め時にはとがった先端を傷つけない様に、非常に気を使われています。
又、寒さに当たったりストレスで綺麗な花蕾にならない事がありますので、栽培も難しいそうです。

 うずまきカリフラワー

 全然関係ないですが、うずまきを見ると『キャプテンウルトラ』のキケロ星人ジョー?をいつもなぜか思い出します。

参考画像
 
生産者の方にうずまきと、オレンジカリフラワーを頂きました!

 オレンジカリフラワー

生産者の方の奥様より、うずまきは天ぷらがサイコー!との情報を頂きましたので、早速家で天ぷらにして見ました。

てんぷら

ちょっと焦がしてしまいましたが、塩を付けていただいてみます。

『これはどうまい!』白いカリフラワーより甘みや風味が強いようです。
これはまさに、『カリフラワーのフランス革命や~』です。

茹でて、サラダも作ってみました。

サラダ

コリコリした食感で、これもどうまい!

愛知みなみ田原洋菜部会さんの『うずまきカリフラワー』は近隣では、クックマートさんで販売されているそうです。
天ぷらどうまいですよ~

田原営業所 

 







2014.12.15 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]

緑の安全管理士会に参加しました

先日、「緑の安全管理士 東海・北陸大会」に参加し、松くい虫についてお話を聞く機会がありました。

このように赤くなった松を見かけることはないでしょうか。松は紅葉する植物ではありませんよね。赤い松は紅葉している訳ではなく、枯れてしまった為に赤くなっているのです。

松枯れの原因の一つとして、松くい虫…「マツノザイセンチュウ」によるものがあります。マツノザイセンチュウはマツノマダラカミキリの気門(呼吸をする管)に入り込み、寄生することで他の木に移動し感染拡大していきます。この松枯れを防ぐには、薬剤によるカミキリムシ駆除や、伐倒駆除が一般的となっています。

しかしここ数年、薬剤散布に規制がかかる事もあって防除が困難になり、この松枯れの被害は急速に広まっているそうです。安全に配慮して薬剤を減らしても、正しい防除方法を行わないと、感染拡大させてしまうだけでなく、結局は環境汚染や人畜への被害に繋がってしまう事も…。何十年かけて育てた松林が、たった数年でほとんど枯れてしまった場所もあるとか。

弊社の場合、農薬や防除関連は園芸作物が対象となる事が多いですが、正しい防除知識を…という事については同じだと思いました。自分も正しい知識、指導ができるようにしていきたいです。


余談ですが会場近くに大須観音があったのでちょっと行ってみました。噂に聞いたとおりに鳩だらけでした!
私がいらん事したせいでこの鳩はみんな逃げてしまい…
近くで鳩の写真を撮っていた男性がいたので非常に申し訳なかったです(--;)笑


≪種苗課≫

2014.12.09 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

どうまい!青森の長芋!

青森の同業の友人から、青森県産の長芋を頂きました。

箱(ピンボケですみません)

『新世紀』という品種だそうです。
立派な長芋がたくさん入ってました!

新世紀長芋(ピンボケですみません)

さすが産地の長芋は立派です。
同業の友人は青森県で産地向けの長芋の品種育成をされているそうです。

早速家で料理しました。(嫁が)
まずは欠かせない、『とろろご飯』です。
色が白くて、きめ細やかな素晴らしい長芋です。

とろろご飯

食べてみると、『どうまい!』。
きっと彦摩呂さんなら『長芋の世紀末覇者や~』とおっしゃるでしょう。多分...
 
『長芋の炒め物』と『大葉とチーズを挟んだ天ぷら』も作ってもらいました。

炒め物 天ぷら

これもどうまい!
炒め物 
今年の疲れもこの長芋の滋養強壮効果で回復できそうです!
営業所の皆さんも大変喜んでおられました。(田原営業所以外の方にはスミマセン。)

田原営業所 

2014.12.03 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]

紅葉狩りに行ってきました◎

11月最後の3連休はとても暖かくて、お出かけ日和でしたね◎
せっかくの良い天気ということで、豊田市にある香嵐渓に行ってまいりました。

さすがは紅葉の名所ですね!
どこを見ても鮮やかに色づいていて、まるで別世界にいるようでした。
一面真っ赤の紅葉もキレイですが、個人的には緑から黄、赤色とグラデーションのように色づいているのが特に好きです。

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香嵐渓といえば、五平餅かなと思い、絶対に食べる!と前々日から心に決めていました。
が、行ってみると五平餅の他にも、刀削麺、鮎、フランクフルト、豚汁などなどたくさん美味しそうなものがあって、どれから食べようかすごく迷いました。。。
暖かいお酒やワイン、柚子茶なども販売していて、家族みんなで来てもとても楽しめるなぁと思いました◎

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香嵐渓に向かう道中も山が色づいていて、行き帰りのドライブもとても気持ちよかったです。
私は朝早く行ったので渋滞はそんなにしていませんでしたが、帰るころ(朝10時頃)にはかなりの渋滞をしておりました。

来年もし行く機会がありましたら、是非朝早くに散策しに行ってみてください(^^*)
すっごく寒かったので、防寒対策はしっかりとしてくださいね*

総務部

2014.12.02 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

カッチカチやぞ!大玉トマト『麗旬』

 今話題の黄化葉巻病耐病性の大玉トマト、サカタのタネさんの『麗旬』の栽培状況を見させて頂きましたので、報告します。
 
 この品種の特長は、黄化葉巻病の耐病性はもちろんの事、春の気温上昇下でみられる、軟化玉に強い、超硬玉の品種で言わば『カッチカチやぞ、ゾックゾクするやろ!』トマト品種です。

イメージ写真
 
 果実は若干腰高で、箱に詰めた時に少しボリューム不足と思われるかもしれませんが、腰高で驚くほど重みがある為、扁平の品種と比べて、箱の重さが足りないとことはまずありません。

麗旬の様子① 

 『麗旬』は前述のとおり、超硬玉で樹熟に向きます。又、春の軟化玉の発生が少ないので、抑制の長期どりや促成栽培に向く品種です。
 節間が長いので、軒高の高いハウスでの長段どりにお勧めです。
 草勢は既存の『りんか409』より若干大人しい様子ですが、長段どりのスタミナもありそうです。
 草姿は葉が、垂れ下がり、樹に巻きつくような形になります。

草姿①
 
 葉が果実を隠してしまいますので、低温、寡日照下では葉かきによる玉出しが必要です。
 特に秋口より、本来は全体に着色し、色周りが良い品種ですが、葉で果実が覆われていると日が当たりやすいヘタ部から着色し、収穫作業時の着色の確認に手間がかかります。

麗旬の様子②

 黄化葉巻病の耐病性品種の全般に言えることですが、罹病性の品種と比較して熟すまでの積算温度が高く、言うなれば晩生となります。
 玉出しも重要ですが、積算温度が高い関係で収穫までの時間が長く、6段開花前後で大きく樹に負担がかかり、草勢が落ちやすくなります。
 『麗旬』は低段から玉伸びが良い品種の為、より着果負担は大きくなりますので、草勢の維持が特に重要です。
 草勢が弱ると、落果や、苦土欠等の生理障害の発生も見られます。
 『ペンタキープHYPER』等で葉面散布や、定期的な追肥、摘花等での草勢維持が必要です。

 他の注意点としては、『麗旬』は水分要求量の多い品種です。
 潅水が不足すると、角ばった果実や、先が尖ったもの、尻腐れ果の発生が懸念されます。
 低段から早めに潅水を始め、潅水量を多めの管理でお願いいたします。

 黄化葉巻病にお困りの、養液栽培の方や軒の高いハウスをお持ちの方で、長段どりされる生産者の方には、葉先枯れの発生が少なく、着果が良く、病気に強い栽培しやすい品種と思われます。

田原営業所