ブログ「クロロフィル通信」

2015.06.10 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

今年もキャベツ黒腐病に注意

渥美半島では、春から収穫していたキャベツもぼちぼち終わりになってきましたね。
昨年からのキャベツというと、こちらでは黒腐病が多発して大きな被害を出しました。中には「今まで何年もキャベツを作ってきたが、こんなに出たのは初めて。」という方もいるほどです。

黒腐病は、土壌中に生息している細菌が、雨や潅水の泥はねなどでキャベツにかかり、作業や害虫が原因でできた傷口から侵入して感染、発生します。発病株から雨風で他の株に広がり、また被害残渣に付着したまま地面に埋められても土壌中でずっと生存し、次の感染源となってしまいます。

細菌は環境条件が揃うと、たちまち増殖するので病状が進むのも早いです。そして、発生後に使える薬剤も銅剤か抗生物質くらいであり、一度発病してしまうと防除が困難な、厄介な病気です。

そこで、定植前からの予防手段として「オリゼメート粒剤」をお勧めします!



オリゼメート粒剤は、有効成分が直接殺菌するのではなく、キャベツの病気の抵抗性を誘導するというユニークな効果を持っています。つまり、オリゼメート粒剤を使うことで、キャベツが病気にかかりにくい体になる、という事ですね。直接菌に作用する訳ではないので、薬剤の抵抗性も付きにくいというのも特徴です。

オリゼメート粒剤は今から約40年前に登場し、長く使われてきた薬剤です。対策薬剤が限られている中、定植時からこのような薬剤で予防するのも、有効な対策になると思います。

今年台風が来るかわかりませんが、多発した圃場には細菌が潜んでいる可能性が高いです。今年も黒腐病や病気の対策は忘れずに!


≪種苗課≫

2015.06.09 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]

蒲郡名物、地元アサリを使った『ガマゴリうどん』

梅雨の時期に入って天気予報を見ると雨マークが多くなってどんよりします。

 

この前ふとテレビのニュースを見ていると蒲郡のアサリのことをやっていました。

自分も驚きましたが蒲郡のアサリの収穫量は地域単位で見ると日本で一番だそうです。

>・・そうなんですね! ( '-')//? 知らなかったです。編集室より・・


 


 

また、愛知県蒲郡名物として地元アサリを使ったガマゴリうどんというものがあり、全国うどんサミットでも優勝しているので蒲郡にお越しのさいはぜひ食べてみてください。




記事 豊川営業所 スタッフより

2015.06.05 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

(千葉県)トマトでの「養液栽培」導入 I 様をご紹介

今日は今年の冬に養液栽培を導入していただきました、様(千葉県)をご紹介します。

 

千葉県の太平洋側に位置する、広大な九十九里浜。海水浴シーズンには、首都圏から多くの観光客で賑わう人気のエリアです。その南側に、 様がトマトを栽培する長生(ちょうせい)というトマトの一大産地があります。

 

 I 様は今年の1月から、弊社ココバッグを発泡スチロールの桶に詰めた方式(ヤシ殻連続ベッド)で大玉トマトの栽培をしておられます。1坪あたり10本のトマトを植え、現在は収穫や世話に追われる毎日。お忙しい中でも、丁寧に手が入っている様子が伺えます。




4月からの約50日間で、67/10aの収量を上げられたそうです。全て土耕で栽培していた時の34割を、この50日で取ってしまった計算になるそうで、玉伸び・A品率も高く「トヨタネの指導の賜物ですかね」、と 様からありがたいお言葉もいただきました。

 

ちなみに、全国的に見て10aあたりの収量が多いと言われる愛知県のトマト平均収量(土耕、養液合わせて)は約9t (2014年、愛知県調べ)ですから、 様の数字がいかに素晴らしいかをおわかりいただけるのではないでしょうか。

 

様、今後ともよろしくお願い申し上げます!


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記事 プロファーム事業部 スタッフより

2015.06.04 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

暑さ対策にいかがですか!?

こんにちは!

6月に入り、暑さも徐々に増してきました。

そろそろ梅雨入りしそうですね。

 

*ここで豆知識*

気象庁の過去データから、梅雨入り・梅雨明けを予測しますが、何月何日と特定できるものではありません。

気象庁の過去のデータにも「頃」と書かれています!

 

梅雨入りは、各地方にある気象台が観測している結果と、1週間後までの中期予報を組み合わせて、晴れが続いている日(初夏)から、今後数日間は天気が悪く雨模様と予想を出した時に、 実際に雨が降りだした日を梅雨入りとしています。

また雨続きから、中期予報で晴れが続くと予報をし、最初に晴れ始めた日を梅雨明けとしています。

 

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今回は、暑さ対策グッズ「クールさわやか帽子」をご紹介したいと思います。



こちらは、タイベック素材を使用しており、遮光率は最大96.37%です。

首元を暑い日差しから守ってくれます。

また、ツバ部分も広めになっていますので、作業もしやすくなっています。

色は黒、紺、茶、エンジ、ベージュがあります!

 

早めのうちから暑さ対策を心がけてください。

 

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記事 豊橋営業所  スタッフより

2015.06.03 [ クロロフィル通信 | 会社の取り組み ]

ハウスミカン勉強会

去る5月22日弊社【田原営業所】にて㈱誠和。斉藤氏によるハウスミカンの炭酸ガス施用や温度、湿度管理をオランダ式に管理する環境制御の勉強会を行いました。

余談ですが、社名は「㈱誠和。」、上の文章の句点変な感じに見えますが社名の後に句点 ⇒ 「 。」が付きます。これが正式名です。

㈱誠和。さんのHPを検索するとなるほど(;゚◇゚) ! 以上余談です。

さて本題に入りましょう。

斉藤氏は“某有名農業専門月刊誌”にもたびたび環境制御の執筆をしている《スペシャリストです》。


みんな話の内容に興味シンシン!


佐賀県では通常の2倍近い収量をあげた生産者もいるとか!!

(^*^)凄いですね。(下の資料をクリックしてね)!


 


興味のあるかた、ぜひ弊社営業スタッフまで!!


記事 田原営業所 営業スタッフより

2015.06.02 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

セキスイフィルム 耐薬品性農POフィルム(花野果)

耐薬品性 


^^^^-  フィルムの特徴・メリット  -^^^^

❁硫黄劣化の進行が遅くフィルムが長持ちします。
❁硫黄燻蒸を行うハウス栽培に最適です。
❁透明度は花野果のままです。
❁展張初期は黄色っぽいですが太陽光線にあたると透明に戻ります。
❁花野果の良さはそのまま引き継いでおります。
 


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記事 安城営業所 スタッフより

2015.06.01 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

新商品!ピュアスター

6月に入ってだいぶ暑くなってきましたね。

ハウス内の病原菌も増えてきましたので、本日は殺菌資材をご紹介させていただきます!

 

微酸性電解水生成装置 PURESTER(ピュアスター)



微酸性電解水は食品添加物「殺菌料」に指定されており、食品工場やレストラン、医療現場などでの殺菌・洗浄資材として使用されています。農業分野でも活用できるのではないかということで、弊社研究農場では細霧システムのグローミストにピュアスター生成水を混ぜて噴霧するという試験をしています。


 

ピュアスター生成水は、大腸菌やサルモネラなど様々な微生物の殺菌ができ、農業においても多くの病原菌に効果があると期待されています。また、塩素系漂白剤などと異なり、非常に中性に近いpH値となっています。そのため、低濃度でありながら薬害が出にくく、高い殺菌活性を有する安心安全の資材とされています。


 


消毒はとても大事ですが時間と手間がかかります。ピュアスターを用いて楽に殺菌できるよう、今後も試験開発を続けていきます。乞うご期待!!


 記事 施設栽培部 スタッフより

2015.05.28 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

てんてんカーテン

みなさんこんにちは  (^0^) 


昨年に納品しましたてんてんカーテン(当時名称:ドットカーテン)の紹介です。




【下の画像はカーテン素材の見た目です】


今回購入して頂いたのは、カーネーション生産農家さんです。

ちょうどお客様が、遮光より保温効果が高いカーテンに張り替えたくそのような保温タイプの製品を探されていました。PVA素材で遮光率30%のてんてんカーテンを紹介したところ、気に入ってもらい購入していただきました。使い始めて3~4ヶ月位でしたが、以前に比べ保温効果が高く、今後も効果を期待出来そうと言っていただきました。保温効果を期待される方は、是非てんてんカーテンをお試し下さい。


  



記事 静岡営業所 スタッフより

2015.05.27 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]

セルリーの種は光が好き

数年前の話です。


セルリーを購入された
お客様がいました。


家の畑に種をまいて
数日たちましたが
芽は出ませんでした。


お客様は種に
問題があると
思われたそうです。


袋に残っていました種は
発芽しない種と判断され、
畑の脇にまいて、
土もかぶせず放置しました。


それから数日たちました。


畑の脇を通ったとき、
セルリーの種子は
発芽していたそうです。


当時、担当が訪問して
この話を聞いたとき、
ご迷惑をおかけしたと
猛反省したそうです。



この問題の原因を
調べました。


セルリーは
「好光性種子」のため
おきた問題だと
思われます。


好光性種子は光を感知して、
発芽する特徴があります。


種を深めに植えると、
光の量が足りずに
発芽しないことも
あるそうです。


お客様が丁寧にまかれた
種は深く埋めたため、
光の量が少なく、
発芽しませんでした。


反対に地表にまいた種は、
光の量が充分だったため、
土をかぶせない
悪い状態でも
発芽したようです。



セルリーを種から
育てる機会がありましたら、
皆さまも注意して種を
まいていただければ幸いです。





商品管理部

2015.05.25 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]

フィルム説明会

こんにちは!

今浜松の営業所では農協営農センター職員の皆様へハウスの外張りフィルムの説明会を実施しております。


写真:説明会資料


説明会の目的は農協若手職員の皆様にハウスの外張りフィルムの『農ビ』と『農PO』について知ってもらうことです。

農協の方にご理解を頂き、今後の推進を一緒に頑張っていきます。

私は64日に説明会で話させていただきます。

わかりやすく伝えられるように練習してのぞみたいと思います。


浜松営業所 スタッフより