ブログ「クロロフィル通信」

2020.07.29 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

「アクトレール」お薦め商品

こんにちは  (^_^)
気になる商材をご紹介します。

その名は「アクトレール」下の写真です。

アクトレール

【主目的】
~トマト栽培時に発生するアク~
👉手指のアク取り及び資材に付着した汚れの除去

【成分】
セスキ炭酸ソーダに保湿成分を配合(化粧品登録)

【使用方法】
・スプレーボトル等に詰め替え汚れに吹きかける
・手指の汚れはこすり合わせ水にて洗い流す
・資材の汚れはしばらく放置し濡れた布等で拭き取る
・汚れがひどい場合には何回か繰り返す
・その他にも一般家庭用の掃除洗剤と同等の使い方ができる

【ハウスに1本常備】
👉しつこい、ひつこい トマトのアク汚れから開放される

お問い合わせは最寄り営業所までお願い致します。

業務部・編集室から



2020.07.28 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]

紫陽花の季節を過ぎましたが。

時期的に紫陽花の季節ではなくなりましたがまだまだ梅雨が開けません。
紫陽花、あじさいと読めません。

アジサイ

万葉集には味狭藍、安治佐為という漢字のようです。
アジサイは、アントシアニン系色素の関係で、青色やピンク色が発色。
青色は、土中のアルミニウムが吸収され、色素と結合して発色します。

結論として「pH」が重要です。

少し前の朝礼での一コマ
ピンクのアジサイの色が白、解決策は卵の殻を入れる。
間違いではないですが見ての通り不溶性。卵の殻の主成分は炭酸カルシウム。
クエン酸など溶解性のあるもので処理と思いますが。

話のオチとして適正の量の施用が必要。結構難しい問題。
ホームセンターで石灰など購入して確認して行う必要が!
また使う土壌や培土の特性、pHを調べる必要があります。
ただしその量は難しいです。

アルミニウムは酸性土壌でよく溶け、アルカリ土壌では溶けない。
土を酸性にすれば青花、中性~弱アルカリ性の土壌、ピンク花。

下記の資料を参考に考えてみてください。

出典
関東土壌肥料専技会.1996「土壌のpHと肥料成分の溶解性と可給性」
書籍:「JA全農 肥料農薬部:土壌診断の読み方と肥料計算」から
出典:関東土壌肥料専技会.1996 土壌のpHと肥料成分の溶解性・可給性

余談ですが
・私が土壌改良材や培養土を担当した時
仮名A培養土がある成分が培養土主素材に吸着してその成分が不足して葉が白く縁どりました。
その成分が少なくても多くても同じ症状が出ると思ったほうが。

・鯛は日焼けすると黒く
だから遮光ネットをします。
営利的な養殖や栽培面では。

編集室

2020.07.23 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

メロン公開調査 in 研究農場

こんにちは_(^_^)_
本日7月22日(水)午後から
弊社種苗関係者による社内のメロン公開調査が行われました。

連休前での公開調査
若干熟期が早いですが休日の関係で行われました。

公開調査 メロンの試食
各種品種と試験品種などの試食

公開調査 外観見た目評価
メロンの外観、見た目の評価

公開調査 地域状況 意見交換 評価
種苗関係者による地域の状況、品種、病気など

種苗担当者による品種投票を行った。
見た目と食味。

コロナ禍の影響
メロン狩りに影響が出てJA、市場への出荷が大幅に増える。
えっと思える数字、%ではないです。何倍か!
驚き

品種に求められる点
えそ斑点病やうどんこ病に対する耐性のあるもの。

贈答であれば硬めの品種。
メロン狩り用途であれば柔らかめの品種特性。

メロンの品種の(試験品種を含めて)ご相談は
最寄り種苗担当者までお問い合わせくださいませ。

スタッフ1

編集室










2020.07.22 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]

私の コロナ禍で変化したこと!?

まず行動を考えるようになりました。
疑問ありなんです?
考えようによっては結構世の中の変化って面白いですね。

日常的に変化したことは歯磨き回数が1日5回になりました。
朝の食事前と後、会社での昼食後。
帰宅後に即歯間ブラシ、歯磨きと就寝前に。
計5回です。

また洗顔は起床即洗顔、それも固形石鹸を使ってしっかり水で洗顔します。
さわやか爽快で目が冷めます。
今まで適当にやっていたのが勿体ないことに気づきました!
(疑問もなく泡石鹸を使っていました。)

食事の支度後、テレ体操、朝シャン(この時は泡洗顔)で朝食を取り、
簡単トレ後に身支度して慌ただしく出勤です。

朝5時までに起きないとダメですね。
2011年1月1日からスタートしています。
ある面でパボですね。

帰宅後も即歯間ブラシ歯磨きで(夕)シャン。
変わるものです。

固形石鹸と子ども用のメモ帳

左のメモ帳は90☓63(名刺55)と名刺サイズより少し大きめです。
手に収まり使いやすく子ども用を愛用しています。

中々大人用ではこのサイズはないです。
子ども用なので中は可愛いです。

~石鹸を考える~
石鹸について本来泡立たせる。
泡立ったものに価値があるのか?
そんな疑問も。

使いやすさは泡そして液体。
よくよく考えると疑問発生です。

コロナ禍は考える機会を沢山くれています。
マスクもうーんです。

アルコール除菌も家にありますが全く使っていません。
マスクも何年分もあります。結構賢くなりました。ここは消費者です。
考える機会を与えてくれるコロナ禍はマイナスばっかりではないです。

慌てないこと冷静に考えること、論理的に考えること
そして行動アクションです。

編集室

2020.07.21 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

レンコン、7月8月に花を咲かせます。

こんにちは o(^_^)o
弊社岐阜営業所所在地の岐阜県羽島市のすぐ南、
お隣の愛知県愛西市にあるレンコン街道をご存知でしょうか。

レンコン街道(ノボリ)

その名の通り、レンコン畑の間を道が通っているような状態です。
レンコンは7月から8月にかけて花を咲かせます。

レンコン街道(レンコンの花が咲き始める)

いまもチラホラと蕾や花を確認することができます。
ドライブがてら、通ってみてはいかがでしょうか。

岐阜営業所スタッフ

2020.07.20 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]

培地レス養液栽培について アーカイブ1993年~1994年

この写真は1994年1月のもの
培地レス菊栽培 培地レス菊栽培 培地レス菊栽培
スプレー菊栽培の様子です。
弊社の農場、今は苗生産施設に変わりました。
仕組みはクラレ式(多分)サンクスという栽培方法と思いました。
底面給液と上からのかけ流し給液方法。

定植パネルは多分カーネーション用だったと思いますが時間が経過しすぎて分かりません。
大葉栽培でも当時養液栽培スタッフの実家で行ったと記憶しています。

ただし根マットになり土耕であればトラクターで鋤き込むことが出来る。
この方法は根の残渣を片付ける作業が増えるコメント。
土作りは不要となるが根の片付けが必要となる。トラクターレスで安全度は高まる。
栽培的にはシンプル。話のオチは必ずどんなものにもあります。

生育は順調(当時の農場長)日持ちも良かったと聞いております。
実際に行った若い農場スタッフのコメントは分かりませんが。
この試験資料は現在残っていない?
またクラレは既にこの仕組みから撤退している。

先日紹介したパーライト耕について
菊の挿し芽の育苗はパーライトでおこなっていたと記憶しています。
ただしパーライトの規格は分かりませんが?
通常パーライトは黒曜石、真珠岩ですがこの試験では松脂岩 パーライト。

ヤシガラを培地として菊の新たな栽培試験を行ったのは記憶しています。
所感ですがヤシガラの代わりにパーライトを薄く引き詰めて養液栽培でも可能性であるのでは、
また生分解性の不織布を敷いてそれに菊の苗を定植するのも良いのかと当時思いました。
いろいろな栽培法を試みている生産者の方はいるかもしれません。

ただしオランダの菊栽培は土耕栽培です。
フラワーネットは金網で上下に移動します。
だいぶ昔からかなりシステム化されています。

編集室


2020.07.18 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

ペンタキープ取り組み  2001年秋アーカイブ

この日がスタートである?
2001年(平成13年)10月9日(火)~10日(水)出張日である。
現在ペンタキープ、知らない人はいないくらいに成長した商品である。

当初は海とも山とも分からい商品であった。
ある人からは水商売に注意。ヤケドするよ!

現場をこの目で見る、この耳で聞く。
先進地を!九州は宮崎、熊本へ!

宮崎の企業、協力した生産者の方で普及推進。
全国に先駆けてリスクを持って2000年にスタートしたのであった。

開発元の大手のC会社の研究所の研究員との機会が増えて技術的なもの歴史的なものがわかり、
次第にその性能が分かり始めてその魅力に惹きつけられた。
研究員
C会社、先進的な発酵法による工業的生産法を確立1999年に技術賞受賞。
理に適った製法。

5ALA、製法が確立する前は化学合成で相当高価、せいぜい研究用でしか使えなかった。
まして農業場面で使えれる代物ではなかったと聞いております。
砂漠の緑化 矢印 オアシス
砂漠

オアシス
砂漠の緑化、砂漠で潅水すると塩類の影響で枯れてしまう。
塩類でも枯れにくくするもの。浸透圧を高めると枯れにくくなる。
そんな商品。TVでもその取組はだいぶ前に放映されたことを記憶している。

元は相当古くから研究している。
農業関係でこのような商品に出会うのはめったに無いと思います。
本物が登場と思いました。
また良い商品がすぐ売れるか?ノーです。

当時の出張報告書から
「6日経過後の比較写真」

葉 葉
左写真は左側が施肥処理
右写真は上側が施肥処理(同一の葉)
ペンタキープ施肥処理では殆ど変化がない
(撮影:2002年(平成14年)5月13日)

新商品を受け入れてもらうには時間と忍耐力、地道な見えない仕事が必要となります。
生産者様の評価などなどです。

一朝一夕というわけには行きません。
だからこの商品はやりがいのある商品。

研究所の方とも親しくなりました。
皆さん博士号の人ばっかりでした。

たくさんの本格的な技術資料はいただきましたが今は絶対に入手は困難。
部署が変わって若干資料も無くなりました。
現在保存していますが処分せざる得ない時期となりました。

歴史を振り返るには良いですが判断的に不要です。
レベルが高すぎて分かる人が少なく有効に活かせないと思っています。

編集室




2020.07.17 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

RW栽培👉PLACEチャレンジ! 私のアーカイブ

年6作トマトの低段密植、坪単価3万円?
(RWシステムの培地レス)
現実に取り組んだ生産者の方がおられました。
25年前か30年前か分かりませんが?

トマト栽培

定植と同時に次の作の播種、育苗で目まぐるしい状態。
種代と育苗ポット、労働管理費用などのコストが掛かりました。

弊社のような企業にとっては種代やRWポットが売れメリットは有りました。
生産者の方の収益性が上がってもそれなりのコストや労働管理が増えました。

私が得られた事は培地がなくとも栽培できること。
それがその後の私にとっては相当プラスとなった!
培地が保険などのマージンである。

培地があることは、安心の部分、安定できる。
RW、弊社で言うココバッグなどのヤシガラ培地が保険マージン。
また災害発生時や多少の停電でもショックが少なく済む。
安全・安心を買っている。

パーライト耕の試験
これは同じくRWの栽培桶に培地RWの代わりにパーライト。(若干保水性のあるもの)
実際に生産者でも行った。数社取り組んだ。
結論として給液回数でクリアするので問題ないと思いましたが。

メロン

弊社の農場でも実際にメロン栽培で試験栽培を行いました。
当時担当された若い方は既に他界されていますがその時の結果は、
片付ける時は根こそぎ取れる状態と思いました。

メロンの肥大については若干ワンラック下でした。
メロンは大きいほうが高く売れる。
Lクラスが多いと思いました。

今から25年くらい前と思いました。
何でもチャレンジできた時代だったような感じ。
常に変化変化でした。

今の環境制御の取り組みと同様、時代が求めていた。
チャレンジ精神旺盛だった!
今もそうですが出る機会がなくなり出る場所を探していますが。

編集室
スタッフ

2020.07.15 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]

土壌改良と養液栽培について思う!

弊社でも土壌改良資材はカタログに載っているものだけでも結構あるものです。
また掲載されていない商品も含むと多くあるものです。

地域の土壌にあったもの、その他商材との組み合わせなど様々です。
土壌診断、その圃場を知る。作柄での課題を知る。

トラクター
キャベツの畝立てと同時に施肥です。

お客様からの課題をリサーチする必要があります。

そこからコストや出来る事柄から選択して土壌改良資材の提案です。
土木工事が必要であれば暗渠資材や暗渠工事を提案する。

土壌改良資材で優れたものでも作業性が大変な場合もあります。
必ずしも良い商品が売れるとは限らないことは少なからずあります。

私が営業をしていた時、だいぶ前です。
その時の提案~
土作りは大変な作業を要するということ。
安全性、体格・体力面、性別ハンディー、年代ハンディーなど考慮。
ハウス栽培の場合、当時私は積極的なRW推進派でした。

RW栽培は、土作りというハードルがない分だけ有利である。
土作り期間がない分、栽培収穫期間が長く収益性がある。
シンプルな理由でした。

収益性、コスト、効率、作業安全性、性別や年齢に関係なく推奨出来るRW栽培でした。
当時の偽らざる考えでした。

ただし世の中すべてRWなどの養液栽培ではないです。
営業部門を離れて肥料など商品開発部門へ異動。
考え方を180度というより720度くらい考え方を変えなければならなかった。
かなり戸惑いがありました。原因はRWへハンドルを思い切りきった考えであった。
今はその部門ではないですが見えるようになりました。

良い土作りは毎年の土壌診断と現状把握で考える農業です。

土耕栽培の場合は常に良い土壌を作り出す必要性があります。
土壌のメンテナンス、見えないことを地道に続ける。
土壌診断、pH診断、ECの診断、CECの診断・・・など多くの項目があります。
基本は露地栽培、施設栽培も同様です。

編集室

2020.07.14 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

昭和酵素研究所訪問(日南市)

こんにちは。
昭和酵素研究所について過去の履歴を確認してみました。
唯一確認できたのは出張申請と旅費精算書から2001年(平成13年)10月9日(火)~10日(水)。

出張報告書は発見できず。
目的は新栽培技術プロジェクトαに取り組んでいる栽培農家を視察と
昭和酵素研究所㈱の工場見学等でした。

結構大きな出来事があった時代です。
それは世界中で吹き荒れたBSE。
肥料関係を担当をしていましたのでBSE対策で追われた思い出。
当事者としては今のコロナの比では無かった思い出。
記憶は蘇ってきました。

出張目的:新栽培技術プロジェクトαは今のペンタキープなどです。
宮崎県の種苗会社が全国に先駆けていち早く取り組んでいたものです。

本題の昭和酵素研究所訪問、宮崎市から車で行かないと相当時間がかかるということは事前に聞いていましたがあえてローカル線で向かいました。
確かに秘境駅、途中途中の景色や駅は風情あるものでした。

日南で工場見学をしてから確かプロ野球のキャンプで利用する焼肉店で食事をしました?
当時BSEのさなかで不安でしたね。
焼き肉
あまり食事が楽しくありませんでした!

ただし扱っている商品の製造工場を見て確認することは重要です。
また当時ペンタキープに対する思いを生産者、勧めている会社の意気込みは熱いものがありました。今思うと懐かしいですね。

ピーマン栽培施用
写真はピーマン栽培での施用。

商品を扱う以上商品への愛情は必要です。
溺愛は見えなくなりますので注意する必要があります。
本当にいい商品を届ける。

編集室