2016.09.23 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
皆様こんにちは。
台風が頻発していますね。
先日の16号は幸い東海地方を横断する頃には勢力も弱まり、温帯低気圧に変わりました。
そのためハウスの倒壊、フィルム破れなど特に目立った被害もなく、私たちの仕事にも大きな支障はなく通常業務ができております。
さて今回は電動低所用作業車(タキゲン製造製)のご紹介をします。
▮「もう少し低い所」での作業に適した低所用作業車
軒高があまり高くないハウスを使われている方でも、
トマト等の誘引作業でもう少し高いところで楽に作業できれば・・・
と思われている方もいると思います。そのような生産者方に。
▮作業改善
パートさん(特に女性の方)に高い作業は酷です。その改善に!
低所用作業車を使っての作業であれば安定性に優れ、
生産者も安心してパートさんに仕事を任せることができると思います。
▮作業車の作業スペース
400x840mmということで余裕をもって作業することも可能です。
▮作業台高さ調節
30~90cmの10cm間隔で昇降することが可能です。
自動ではなく作業台(板)を差込みし、高さを調整する形となります。
▮スイッチ
ハンドル近くに設置されているため、操作が容易にできます。
フットスイッチ仕様もありますが、こちらはオプションとなります。
▮充電
家庭用コンセント100Vでの充電が可能です。
▮YouTube
実際の作業風景を紹介しています。
気になる方はタキゲン製造のサイト又はYouTube『アグリ場』で検索してみてください。
記事 浜岡営業所 スタッフより
2016.09.12 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは。
今回のおすすめ商品は、パナソニックUV-B電球です。
主にはイチゴがメインですが、キク等でも試験がされています。
この商品は紫外線の中のUV-B波を照射することにより、主に2点の効果が得られます。
①うどんこ病の抑制効果
このUV-B波を植物体に照射し、刺激を与えることで免疫機能が活性化され、
うどんこ病の被害を軽減するものです。
②ハダニの抑制効果
ハダニはUV-B波に弱いため、この電球を照射することで抑制効果が期待できます。
注意点をしては、ハダニはUV-A波(太陽光等)の照射で光回復するため、
夜間にUV-B波を照射し、太陽光がでるまでのタイムラグが長いことです。
この①②の効果で農薬散布回数の削減も期待できます。
標準的な使用方法は
夜間の3時間の照射です。
設置に関しては、照射が植物体に対して近すぎないことなどの注意点もありますので、
ご興味のある方は、最寄の営業所までお問い合わせを頂ければと思います。
記事 浜松営業所 スタッフより
2016.09.06 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは。
今日は「くるくる」について書きたいと思います。
言わずと知れた当たり前の商品ですね。
この商品が世に出たのは今から38年前です。
㈱誠和。年表:1978年 11月 サイド換気装置 ゙くるくる゙ の製造販売を開始となっております。
当時は画期的商品でした。
この商品が泉のごとくできた商品ではなく元々これに近いものを参考として出来たようです。
例えば自転車のペダルおよびペダルクランク・クランク軸を活用であったり、
またパイプや丸棒をクランク状にしたものでぐるぐる回して
ハウスサイドを開閉し換気していたようです。
まさにニーズから生まれて商品です。
当時は換気扇による強制換気が主流だったと思います。
この商品が当時5,000円で手ごろな価格で発売されパイプハウスから
屋根型ハウスまで使われた商品、今も続くロングセラー商品です。
簡単明瞭シンプルですね。
現在は後発参入数社が加わり同様の目的商品が製造販売されていています。
色も各社独自色ですね。デザインも同様です。
本題に戻りまして
初期型の使われ方が凄かったですね。
思った以上な使われ方で、ある生産者の方はコンテナを踏み代替わりにして
手の届く所まで巻き上げ開けていました。
一つ欠点として閉めるときにレバーを押さえて閉めましたが手が届く範囲が
ぎりぎりだったのでハンドルを持たずにレバーを押さえたものですから
ハンドルで叩かれて額に傷を負われたかとも見えましたね。
もちろん使い方には注意書きはされていましたが人はよりベストを求めるものですね。
2代目はその当りの改善をしてより使いやすく安全度が高く、
何方にもどんな場面でも使えるようになりましたね。
画像のようにレバーが無くなりハンドルを回して止めたところで止まりました(開閉)。
結構使い勝手がよくなりましたね。
この画像は「くるくる50」ですね。このモデルチェンジのとき「くるくる100」もでました。
㈱誠和。年表より:1988年1月、サイド換気装置 ゙くるくる100゙ の製造販売を開始となっております。
最近型の「くるファミ50」
現在の「くるくる」シリーズは「くるファミ」シリーズと名称変更しています。
「くるくる」→「くるファミ50」
「くるくる100」→「くるファミ100」
誠和年表より:1997年2月より ゙くるくる゙ の改良品の製造販売を開始 となっております。
・初期型は機能的でした。
・2世代目がより機能性を高めた改善のようですね。デザイン的には男性的な感じです。
・今の3世代目はやはり時代を反映して女性の進出に影響受けたデザインで
丸みを帯びてやさしいイメージを感じます。
イメージだけでなく改良点はハンドルなどがメッキ加工からステンレスへ変更され品質向上されています。
常に使われる方に耳を傾けて製品に生かしている姿が見えます。
何でもない商品こそ思いが詰まっています。小改良ですがそこが大事ですね。
その後「くるくる」から派生した製品で谷換気用「くるっこシリーズ」も出て来ました。
もちろん自動の物も出て来ました。
常にニーズを捉えています。
これからも進化する「くるくる」。
電気を使わない装置も必要です。
これからも
㈱誠和。さんに期待します!
(※正式名:社名の後に句点が付きます。)
記事 編集室スタッフより
このブログ記事を書くに当り一番困ったことは初期型の画像が手に入らない。
使われている全ての画像:㈱誠和。より提供していただきました。
編集室よりお礼申し上げます。
2016.09.02 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは!
プロファーム事業室では現在、プロファームコントローラのバージョンアップを行っています。
今回のバージョンアップで追加になった機能は主に3つです。
1.予測制御とハイブリッド運転
現在、他の制御機器では設定温度を下回ると暖房機が運転し、
上回ると運転をやめるという暖房制御が一般的です。
このような運転方法では、ハウス内が暖まるまでに時間がかかってしまったり、
余熱によって設定温度を大幅に上回ってしまったりと、なかなか狙った温度にしにくいという欠点がありました。
さらにヒートポンプ運転との連携がうまくいかず、効率が悪いこともしばしば。
プロファームコントローラの制御では、温度の上がり方や下がり方を予測しながら暖房機のON/OFFを行いますので、温度のブレが少なく狙った温度を実現しやすくなっています。
また、ヒートポンプとのハイブリッド運転も強化し、効率よく暖房を行うことができます。
2.灌水の飽差補正
プロファームコントローラは、積算日射量をもとに灌水のタイミングを指示することができます。
しかし、積算日射量だけの制御では、しばしば排液量にばらつきが出ることがありました。
そこで、ハウス内が乾いた状態(飽差が高い)の時には、飽差を日射量に換算して灌水を行える機能を追加しました。
これにより、排液量が安定することが期待できます。
3.効率的な除湿運転
外気とハウス内の絶対湿度差によって、4パターンの機器動作を設定できます。
湿度差が大きいときにはカーテンと天窓を少しだけ開け、あまり差がないときには暖房機も動かして、、、
といった動きを自動的に切り替えるので、効率よく除湿できます。
トヨタネ農場、デンソー実証ハウスで見ることができますので、ご興味のある方はお問い合わせください!
記事 プロファーム事業室 スタッフより
2016.09.01 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
8月末の時点で台風が11号までできてしまいました。
台風の影響か、渥美半島では強風の日が続きました。
さて、今回は強風対策ネットのご紹介です。
150坪用の「キャベツ用ネット」と60坪用の「露地用ネット」です。
☆「キャベツ用ネット」
約17㎜目合いの幅9m×長さ50mです。
ナイロンでできており、グリーン・イエローの2色があります。
菱型の目合いなので5m×65mから11m×41mまで
圃場の形に合わせて展張することが可能です。
名前はキャベツとなっていますがキャベツ以外の露地作物にもご使用いただけます。
★「露地用ネット」
12㎜目合いで幅4m×長さ50mとなっています。
ポリエチレン製で色はグリーンのみです。
こちらのネットは正方形の目合いのため伸び縮みはしません。
特に風当たりの強いところやヒヨドリの被害が多いところにおススメです。
露地作物の定植が最盛期を迎えています。
定植後の幼苗の飛散防止にいかがでしょうか。
価格、使用方法などお近くのスタッフまでお声掛けください。
目合いや生地の確認等、実物をご確認いただきたい方も是非ご一報ください!
記事 田原営業所スタッフより
2016.08.29 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは。
現在、非常に強い台風10号が近づいており、激しい雨風が予想されています。
露地農家の方はキャベツ、ブロッコリー苗を定植されている時期だと思います。
雨風の被害によって、その後の生育に大きな差が出てきます。
今回は台風後対策の資材をご紹介します。
○
フレッシュサンソ液剤葉面散布することで、過酸化水素の剥離効果により葉の表面の塩や汚れを洗い流します。
■使用方法
100倍希釈で葉面散布
※ボルドー剤などアルカリ性資材との混用は避ける
○
ホストップ+
ペンタキープ
ホストップの水溶性カリ→根を急速に回復
ホストップの亜リン酸→ストレスに対する抵抗力向上
ペンタキープ→葉緑体合成、吸肥力向上
☆5~7日後もう一度散布すると更に効果的!
■使用方法
ホストップ…1000倍、ペンタキープ…5000倍で混用
葉面散布または灌中。
記事 豊橋営業所スタッフより
2016.08.17 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは。 (;^p^) P
暦の上では秋といわれています。
朝夕の吹く風に秋の気配が感じられますが、まだまだ残暑が厳しいですね。
また8月22日16:38は処暑のようです。
しばらく、まだまだ暑さは続くようです。
今回はシーズン終わりとは思いますが、
改めて作業効率アップ、熱中症対策が期待できる空調服についてご紹介致します。
「空調服」とは服に付いた小型ファンで、服の中に外気を取り入れ、
体の表面に大量の風を流すことにより、
汗を気化させて、涼しく快適にすごしていただくための商品です。
使用するエネルギーもエアコンなどに比べて格段に少なく、環境にも配慮した製品です。
工場や屋外作業などエアコンの使用できないような環境でも、快適にすごしていただけるようになります。
ファンから服の中に毎秒約20リットル(500kcalシリーズ)の外気が取り込まれます。
取り込まれた空気は、服と体の間を平行に流れ、その過程でかいた汗を気化させます。
体は気化熱を奪われて冷え、服の中を通った暖かく湿った空気は、襟元と袖口から排出されます。
記事 浜岡営業所 スタッフより
2016.08.12 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは。
今回は頭上潅水資材の新商品をお知らせ致します。
名前は住化農業資材株式会社の
「ミストエース Sナイアガラ63」です。
これまでハウス内の頭上潅水は、塩ビパイプを使用したものが主流であり、
散水ムラやボタ落ち、暑さによる塩ビの変形が問題にありました。
このナイアガラは、ハウスの両端の地面から1.8m前後の高さに設置し、
霧雨のような柔らかい散水をするチューブです。
ハウス内全体に均一に散水ができ、ボタ落ちも改善ができます。
新商品ではありますが、現在弊社管内でも好評を頂いております。
設置の高さの確保など、設置上の注意点はありますが、
散水ムラやボタ落ちにお悩みの方は、ぜひ一度最寄の営業所までお尋ね頂ければと思います。
よろしくお願い致します。
記事 浜松営業所 スタッフより
2016.08.10 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
今回は商品の紹介をさせていただきます。
岩谷マテリアル株式会社の「ハイバリアー 透明」です。
土壌消毒に使用する透明の多層フィルムです。
商品の特徴は厚さが0.02mmでとても薄いことです。
マルチと同じ程度の厚さのため、
広い幅の長い物でも軽く、
運搬や展張が楽におこなえます。
規格品の0.02mm厚x4200mm巾x100mでも軽く、
男性1人で運ぶこともできる重さです。
消毒用フィルムで0.02mm厚は珍しく、
楽に使用できますので、おすすめいたします!
記事 営業部 スタッフより
商品画像は
「岩谷マテリアル株式会社」
https://www.imcjpn.co.jp/product/b/020.html
よりお借りしました。(2016年8月8日)
2016.08.01 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは発売から1か月、早速たくさんのお客様からご注文をいただいております。
ありがとうございます!
プロファームモニターは、クラウドを使うことでハウスの環境を
スマホ・タブレット等で見ることができる装置です。
▮見られるデータは大きく分けて3つ。
①現在(リアルタイム)のハウス内のデータ
②過去のハウス内のデータ
③指定した日にちのハウス内環境レポート
ご自分の理想の栽培環境と比べて、今のハウスがどうなのか?
その時の作物の状態と、環境との関係はどうなんだろう?
理想の樹姿にするために、どうやってハウス内環境を改善していこうか・・・。
これくらいの時期には収穫したいけど、積算温度はどれくらいあるんだろう?
換気の仕方は?
暖房機や炭酸ガス発生機の設定は?・・・考えることはたくさんあります。
ハウスに行かなくても、ご自宅で、電車の中で、車の助手席で、
プロファームモニターのデータを見ながらじっくり考えることができます。
部会のメンバーと栽培環境を共有化して、技術の切磋琢磨するのも良さそうですね。
クラウドにデータを蓄積するので、パソコンのように機械が壊れてしまって
大切な栽培データがなくなってしまった・・・という心配もありません。
取付は、これまでの環境モニタリング機器と比べると
簡単に設置できるような工夫がされています。
例えば日射センサー。センサーの裏にはマグネットが予め付いており、
補強材などに貼り付けることで簡単に設置が可能です。
また、各種センサーの配線部分には自動車部品で使用されているコネクターを使用。
簡単に取り外しができます。
一台の通信機で隣接するハウスもモニタリングできる
「多棟モニタリング」も開発中です(秋に発売予定)。
詳細はお近くの弊社営業所、
またはプロファーム事業室までお問い合わせください!
記事 プロファーム事業室 スタッフより